早稲田摂陵高校、AI活用金融教育で国際連携！台湾・ニュージーランドとリアルタイム授業

早稲田摂陵高校、国際色豊かな金融教育で未来の投資家を育成

早稲田摂陵高等学校（2025年度から早稲田大阪高等学校に改称）において、画期的な金融経済教育プログラムが導入されました。ベータ研究所株式会社が提供する『International Beta Investors+』プログラムは、AIを活用した投資シミュレーションアプリ『Beta Investors』を軸に、日本、台湾、ニュージーランドの3ヶ国をリアルタイムで繋ぐ、国際的で体験型の学習システムです。

グローバルな視点と実践的学習

早稲田摂陵高校Wコース（2025年度から早稲田コース）では、生徒の主体的な学びを重視。早稲田大学との連携のもと、グローバルな視点と深い専門性を育成するカリキュラムが組まれています。この『International Beta Investors+』プログラムは、英語科授業の一環として導入され、生徒たちは国際協調性と英語運用能力を同時に高めることができます。

プログラムでは、まずマクロ経済に関する解説と時事トピックに関する説明が行われます。その後、生徒たちは『Beta Investors』アプリを使って投資シミュレーションを体験。過去の経済状況を再現した「タイムマシントレード」機能により、歴史的な出来事と市場動向の関係性を肌で感じながら、投資戦略を学びます。

さらに、シミュレーション後にはAIによる投資行動診断を実施。生徒それぞれの投資スタイルを分析し、改善点をアドバイスすることで、より効果的な学習を促します。このPDCAサイクルを繰り返し行うことで、生徒たちは経済の仕組みと投資の実際を深く理解し、国際的な協調作業を通して、プレゼンテーション能力も磨きます。

ベータ研究所の取り組みと未来への展望

ベータ研究所は、AIを活用した金融経済教育サービスの提供を通じて、若者世代の金融リテラシー向上に貢献しています。同社は経済産業省の「EdTechイノベーター支援プログラム」にも採択されており、その技術力と教育への熱意は高く評価されています。『International Beta Investors+』プログラムは、単なる知識の伝達ではなく、生徒たちが自ら考え、判断し、行動する力を育むことを目指しています。

早稲田摂陵高校Wコース長である米田先生は、本プログラム導入の背景として、教科横断的な金融教育の必要性と、国際的な視野を持つ人材育成の重要性を挙げています。生徒たちは、このプログラムを通じて、投資への関心を高め、将来のキャリアを考える上で貴重な経験を積むことができるでしょう。

『Beta Investors』アプリ：タイムトラベルで学ぶ投資

『International Beta Investors+』プログラムの中核を担う『Beta Investors』アプリは、「タイムマシントレード」という革新的な機能を搭載しています。ユーザーは過去の歴史的場面にタイムトリップし、当時の経済状況や市場データに基づいて投資シミュレーションを行い、成功体験や失敗体験から学ぶことができます。このアプリは単なるゲームではなく、実践的な金融教育ツールとして設計されており、生徒たちの学習効果を高めます。

国際協調と未来への投資

『International Beta Investors+』プログラムは、国際協調を重視した画期的な金融教育の試みです。日本、台湾、ニュージーランドの生徒たちが、国境を越えて学びを共有し、多様な視点に触れることで、グローバルな社会で活躍できる人材育成に貢献しています。このプログラムは、今後、他の教育機関にも導入され、より多くの生徒に金融教育の機会を提供していくことが期待されます。ベータ研究所は、問い合わせ窓口として[email protected]を開設しています。