せいろ蒸しの魅力を引き出す新レシピ本
料理研究家のりんひろこさんが手掛ける新しいレシピ本『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』が、2025年12月14日(日)に発売されます。これまでのせいろ蒸しに対する考え方を変える内容となっており、多忙な現代人にぴったりのアイデアが満載です。
直径18cmのせいろに注目
本書の特筆すべきポイントは、全てのレシピが直径18cmのせいろを対象にしている点です。なぜ18cmなのか?それは、1人分の定食も、家族のための2~3人分のおかずもこのサイズで一気に作れるから。さらに、コンパクトなため邪魔にならず、使用後はそのまま食卓に出しても見栄えが良いというのも大きな魅力です。多忙な日常の中で、簡単に健康的なご飯を作りたい方にとって、18cmのせいろはまさに“黄金サイズ”と言えるでしょう。
忙しい平日も楽々!10分で完成
このレシピ本に収録されているレシピは、どれも簡単に作れるものばかり。蒸し時間はなんと10分以内で、肉や魚、豆腐、野菜など様々な食材を使った料理が登場します。たとえば、メインのおかずと副菜、さらにはご飯を1つのせいろで蒸し上げるワンディッシュ料理や、2段のせいろを使ったセットメニューも提案されており、ランチや在宅勤務中のお食事も楽に準備できます。
誰でもできる”ほったらかし調理”
忙しい日常の中で、料理にかける時間が取れない方にもうってつけなのが「ほったらかし調理」。食材をせいろに入れて火をかけるだけで罹を待つだけで、ヘルシーな蒸し料理が完成します。さらには、事前に作った常備菜も、沸かしたお湯を利用して続けて蒸すことができるので、効率的に調理ができます。これにより、手間要らずで美味しさも追求できます。
味わいを引き立てる工夫
せいろ蒸しの醍醐味の一つは、食材を優しく蒸し上げ、ジューシーに仕上げられることです。しかし、液体調味料がしみこみにくいというジレンマもあります。本書では、りんひろこさんが独自の方法でこの問題を解決。味噌やごまなどの濃度のある調味料を使ったり、味付けしたひき肉を食材にのせて蒸したりすることで、しっかりとした味付けが可能に。また、汁気の多い料理を耐熱ポリ袋で蒸すアイデアもあり、それによってさらに多彩な美味しさを楽しむことができます。このように、91種類のレシピが集められており、選ぶ楽しさも広がります。
料理研究家・りんひろこさんのプロフィール
りんひろこさんは、料理教室「みなとキッチン」を主宰する料理研究家です。台湾留学経験があり、その経験を活かしてせいろを巧みに使いこなす技術を多く持っています。家庭料理から大人数のパーティまで、さまざまなシーンで活躍しています。著書には『NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』、台湾料理を紹介した『現地の料理上手が教えてくれた おいしい台湾料理』などがあり、多岐にわたる料理の提案をしています。
本書『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』は、忙しい日々の中で簡単に美味しく、健康的な料理を楽しむための新しいスタイルを提案。誰でも取り入れやすいレシピが揃っており、家庭での食卓がもっと楽しくなる一冊です。ぜひ、書店で手に取ってみてください。