大丸松坂屋、ファッションサブスク「アナザーアドレス」の新制度を導入
2025年10月1日、
大丸松坂屋百貨店はファッションサブスクリプションサービス「
アナザーアドレス」を福利厚生の一環として導入することを発表しました。この新たな取り組みは、従業員の自己表現を支援すると共に、モチベーションを高めるために設計されています。
福利厚生「おしゃれ手当」について
この福利厚生制度「
おしゃれ手手当」では、社員が利用するファッションサブスクの月額料金の30%を会社が負担します。この制度により、従業員がより多様なスタイルを楽しむことができ、自己表現を豊かにする環境が整います。
導入の背景
大丸松坂屋は、社員の働きやすさやエンゲージメント向上を目指し、ファッションが果たす重要な役割に注目しています。多くの従業員が「同じ服ばかり着てしまう」といった服選びの悩みを抱えており、この制度はそうした悩みに応えるものです。ファッションを通じて日々の気分を向上させ、人間関係をスムーズにすることで、より充実した仕事環境を提供していきます。
調査結果から見える加入意欲
導入に際して、20代から60代までの従業員に対して行った社内調査の結果、特に20代と30代の若年層が「おしゃれ手当」に対して高い加入意欲を示しました。具体的には、月額料金の30%を会社が負担する場合、32%が利用意欲を示したことがわかりました。これは全体の18%という数字と比較しても14%ポイント高く、若い世代にとって魅力的な制度であることを示しています。
「AnotherADdress.biz」法人向けサービスの展開
あらゆる企業のニーズに応えるために開発された「AnotherADdress.biz」は、従業員が自分らしく働ける環境を後押しする法人向けサービスです。
このサービスの導入により、従業員の装いに関する課題を解決し、企業全体の魅力を高めることが期待されています。
大丸松坂屋は、ファッションを通じて従業員の自己表現を支援し、組織の活性化を目指すと共に、ファッションがもたらすポジティブな影響を最大限に引き出す努力を続けていきます。
まとめ
このように大丸松坂屋は、業界の最前線を行くファッションサブスクリプションサービスを通じ、従業員のニーズに応え、働きやすい環境を整えることで、企業全体の魅力を向上させていくことを目指しています。新たな福利厚生制度の導入により、より活気に満ちた職場になることが期待されています。
今後も「AnotherADdress」の進展に注目していきたいと思います。