いけばなの魅力を身近に体験できる
2024年3月20日(木・祝)から23日(日)までの4日間、横浜・元町ショッピングストリートは華やかな雰囲気に包まれます。この期間、初めて商店街といけばなのコラボレーション企画『元町の逸品×いけばな』が開催され、来訪者は日本の伝統文化であるいけばなを楽しむことができます。
開港の歴史を感じる空間
協同組合元町エスエス会(理事長 宝田博士)は、開港以来の山手居留地での歴史を振り返り、山手西洋館と共に新進気鋭の9名の華道家たちとタッグを組みます。いけばなを通じて、元町の地元の魅力を再発見し、華道の素晴らしさを体感できる絶好の機会です。
いけばな展示と体験イベントの数々
このイベントでは、元町の各店舗と山手西洋館の特徴を活かしたいけばなの展示が行われます。9名の華道家たちがそれぞれの店舗の商品や雰囲気に合わせた生け花を創作、訪れた方々はその多様性を楽しむことができます。
オープニングセレモニー
3月20日13:00から元町3丁目特設会場にてオープニングセレモニーが行われます。華道家の紹介やデモンストレーションも予定されており、参加者は華道の世界を間近で体感できます。
ワークショップによるいけばな体験
また、同じく3月20日から各流派によるいけばなワークショップも開催されます。初めての方にも分かりやすく教えてもらえるため、誰でも参加できるのが魅力。詳細は後述する『各流派華道家・ワークショップ紹介』に記載されていますので、事前にチェックしておきましょう。
スタンプラリーで楽しさ倍増
さらに、いけばなが展示されている元町の店舗や山手西洋館を巡るスタンプラリーも企画されています。12店舗と4つの山手西洋館のうち10ヵ所を回ると、華道家の各流派の「無料おけいこ券」(花材費別)がもらえる特典も用意されています。
華道家たちのプロフィール
このイベントに参加する華道家たちは、それぞれの流派の技術と情熱を持って、いけばなを学び、発展させてきた実力者たちです。例えば、古流松藤会の池田理英さんやいけばな小原流の伊藤庭花さん、広山流の岡田広山さんなど、それぞれが得意とするスタイルや技法で参加者を惹きつけます。
各流派のワークショップ
特に注目なのは、いけ花小原流の伊藤庭花さんによる「掛け花入れ制作と花いけ」ワークショップ(3月23日)や、未生流の肥原慶甫さんが導く「春の花木を生ける」など、バリエーション豊かな講座が用意されています。
お申し込み方法
事前申し込みが必要なワークショップやデモンストレーションへの参加方法は、3月1日から18日まで受け付けられます。詳細は協同組合元町エスエス会の広報事務局までお問い合わせください。
おわりに
3月20日からの4日間、元町でのいけばなのイベントは、伝統的な美を感じられる素晴らしい機会です。いけばなに囲まれた特別なひとときを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。家族や友人と一緒に、ぜひ参加してください。