新オシロスコープ登場
2013-11-14 09:00:08
最新技術を搭載したテレダイン・レクロイの新オシロスコープHDO-MSシリーズの魅力
最新技術を搭載したテレダイン・レクロイの新オシロスコープHDO-MSシリーズ
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社が新たに発表したHDO-MSシリーズは、技術者のニーズに応えるために設計された最新のオシロスコープです。この新製品には、16チャンネルのミックスド・シグナル機能が搭載されており、さまざまなデバッグ作業を柔軟に行えるように進化しています。
HDO-MSシリーズの特徴
HDO-MSシリーズは、200MHzから1GHzの帯域幅を持ち、12.1インチの大画面を採用しています。これにより、ユーザーは直感的で、スムーズな操作が可能です。また自動測定と波形演算機能を兼ね備え、豊富なシリアル・トリガおよびデコードオプションの追加により、プロトコル層における解析までカバーしています。
これらの機能は特に、複雑な組込みシステムのデバッグにおいて、時間を大幅に短縮する助けとなります。16本のデジタルチャンネルとアナログチャンネルを組み合わせることで、迅速かつ的確な計測と解析が実現されました。
デバック作業の効率化
現代の組込みシステムはますます複雑化しており、そのデバック作業には強力なツールが求められます。HDO-MSシリーズは、アナログおよびデジタル信号のクロスパターントリガ、デジタルタイミング測定、またパラレルパターン検索機能を備えており、迅速なデバッグを可能にします。
加えて、波形検索機能やシーケンスモード、レポート生成機能なども搭載しており、ユーザーの幅広いニーズに応えることができます。特に、広いダイナミックレンジと12ビットの垂直分解能を持つことで、電力測定やスペクトル解析にも活用できる目的に適したオシロスコープです。
高い基本性能
HDO-MSシリーズは、200MHzから1GHzの2チャンネルおよび4チャンネルモデルを持ち、それぞれ25Mポイント/チャンネルのメモリを搭載。最大50Mポイントのインターリーブメモリを実現しており、サンプリングレートは2.5GS/sです。特にHDO6000-MSシリーズは4チャンネルモデルのみを展開しており、最大250Mポイントのメモリを実現しています。
HD4096高精細技術を搭載したHDO-MSシリーズは、12ビットADCと高い信号対雑音比の増幅器によって、精度の高いデータ取得を可能にしました。これにより、他のオシロスコープに比べて16倍以上の解像度で、1GHzまでの信号を捉え表示することができます。
価格と購入情報
新しいHDO-MSシリーズの価格は、HDO4000-MSシリーズが133.8万円(税別)から、HDO6000-MSシリーズが240万円(税別)からとなっています。テレダイン・レクロイのオシロスコープは、多くの電子設計技術者に支持されており、その高性能と機能性は業界内での評判を得ています。
会社情報
テレダイン・レクロイ社は、高度な測定と解析が可能な計測機器を提供しており、そのデジタルオシロスコープやシリアルデータアナライザは、広い分野のエンジニアに幅広く利用されています。同社の本社は、ニューヨーク州チェストナットリッジに位置しています。詳しい情報や製品の詳細は、公式ウェブサイトを通じて確認できます。
新たに誕生したHDO-MSシリーズは、確かな技術と信頼性を基に、今日のデバッグ業務をさらに進化させることでしょう。今後の展開にも目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都府中市緑町3-11-5芳文社府中ビル3階
- 電話番号
-
042-402-9400