韓国の名店が新宿に上陸
2025年8月7日、東京都新宿区大久保に韓国発のコムタンスープ専門店「オクドンシク」がオープンすることが決定しました。この店舗は、韓国のソウルで2017年に創業し、国内外で人気を博してきた、特製コムタンを提供するお店です。
「シンプルさの本質」を追求
オクドンシクは、「Essence of Simplicity(シンプルさの本質)」をブランドスローガンとし、素材本来の味を最大限に引き出すミニマリズムな料理を提供しています。一般的な韓国料理店は強い刺激を求める傾向がありますが、オクドンシクでは、スープの透明感や旨味を重視しており、特に看板メニューの「デジコムタン」はその代表例です。
看板メニューは「デジコムタン」
「デジコムタン」は、豚ウデ肉と香辛野菜を長時間じっくり煮込んで作るスープで、その透き通った色合いが特徴です。まろやかさと奥深い旨味があり、身体に優しく染み渡る味わいが感じられます。また、まさに静けさと美しさを兼ね備えた一品で、韓国の文化を体現しています。
国内外から高い評価を受ける
オクドンシクは、韓国国内にとどまらず海外でも注目を集めています。ソウル本店は、2018年から2025年まで8年連続で「ミシュラン・ビブグルマン」に選出され、常に行列ができる人気店です。ニューヨークでは2022年にポップアップから始まり、2023年には常設店を開店。2023年には『ニューヨーク・タイムズ』で高評価を受け、その名は世界的に広まっています。さらに、2024年と2025年には「ニューヨークのベストレストラン100」にも選出され、期待の新星としての地位を確立しました。
オーナーシェフのこだわり
オクドンシクのオーナーシェフは、慶熙大学で学び、一流レストランやホテルでの経験を通じて、シンプルな材料で高級韓国料理を提供することを目指してきました。特にデジコムタンに特化したことで、豚肉の風味や新鮮さが一層際立っています。
店舗情報
新宿の店舗は、2025年8月7日オープン。アクセスは、JR山手線新大久保駅から徒歩12分、都営大江戸線東新宿駅からは徒歩10分と便利な場所にあります。ランチは11:00から15:00、ディナーは17:00から22:00まで営業し、定休日は月曜日です。座席数は18席と限られているため、訪れる際はご注意ください。
今後の展開
オクドンシクは、日本での成功を基に、さらなる店舗展開を目指しています。そして、韓国料理が持つシンプルで深い美味しさを多くの人々に伝えていくことでしょう。ぜひ、新赤坂の新店舗でその味わいを楽しんでみてください。