ダンスとSDGsの新しい試み
2022-01-19 09:29:15

ダンスで地球を救う!高校生が挑むSDGsプロジェクトの全貌

ダンスで地球を救う!高校生が挑むSDGsプロジェクトの全貌



株式会社ディーエスケイが運営するダンス部マガジン『ダンスク!』は、若者たちが地球環境について考え、行動を促す新たなプロジェクト「Dance on the Earth」をスタートさせました。このプロジェクトの第一弾として、千葉敬愛高校のダンス部が中心となり、SDGsの目標「貧困をなくそう」をテーマにしたYouTube動画を公開しました。ここではその制作過程やメッセージを深掘りしていきます。

高校生自らが企画・制作


今回のプロジェクトは、千葉敬愛高校のダンス部60名が自ら企画し、制作したものです。SDGsに関する授業を通じ、部員たちはテーマを協議し、貧困問題に焦点を当てることに決めました。ダンスの振り付けや映像の演出、衣装選び、さらには撮影スケジュールまで、全て生徒たちが主導で進めるという形で実施されました。

撮影は寒空の下、2日間にわたり行われ、多様なロケーションでの作品作りが試みられました。学校の内部から、九十九里の海岸まで、実際の環境を映し出すことにこだわった結果、映像には迫力とメッセージ性が凝縮されました。

現実と夢を行き来するストーリー


動画は、主人公の女子高生がウトウトと授業中に眠りに落ちるところからスタートします。その後、暗い廃墟で苦しむ子供たちが貧困の現実を訴え、都会の人々が寄付や支援活動に目覚め、最終的には全ての人が手を取り合うシーンで終わります。このように現実的な問題を描きつつも、希望を感じさせる構成が高く評価されています。

参加した生徒たちは、今回の経験を通じて、SDGsについて深く考えるきっかけを得たと話しています。「貧困を感じることで、自分たちの環境を見つめ直すことができました」とコメントし、映像が視聴者の心に響くことを願っています。

ダンス部『ダンスク!』の役割


フリーマガジン『ダンスク!』は、全国の中高ダンス部に向けて最新情報やイベント情報を発信し、ダンスに対する情熱を教えてくれています。2016年の創刊以来、全国2000校のダンス部に50,000部を配布し続けており、ダンスを通じて多くの若者の交流や成長に貢献しています。また、石原ヒサヨシ編集長はダンス活動に関する著書も多数持ち、全国のダンス部の活躍を応援しています。

高校ダンス部の新しい潮流


近年、特に注目を集めているのは、大阪府立登美丘高校による「バブリーダンス」のように、ダンス部が学校全体や地域の顔として活動を広げる動きです。ダンス部の活動は、単なるパフォーマンスを超え、社会問題に目を向ける重要な役割を果たすようになっています。ダンスは自己表現の手段であると同時に、メッセージを発信する力を持っています。

今後の展望


プロジェクト「Dance on the Earth」は今後も多くの高校ダンス部とのコラボレーションを視野に入れており、SDGsをテーマにしたダンスコンテストやワークショップも企画しています。未来を見据えた活動は、このプロジェクトを通じてさらに広がっていくことでしょう。

参加した生徒たちの熱意やアイディアが詰まったこの試みは、SDGs教育の新たな可能性を切り開くものになると期待されています。そして、視聴者にとっても、ダンスがどのように社会問題を考えさせ、行動へとつなげることができるのかを考える良い機会となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ディーエスケイ
住所
東京都目黒区柿の木坂1−26−5
電話番号
03-6421-3275

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