食物アレルギーに配慮した地域づくりの一環
2024年2月16日(日曜日)、兵庫県西宮市にて「食物アレルギー:地域で考える防災講演」が開催されます。このイベントは、生活協同組合コープこうべが主催し、参加者に向けた災害時の食物アレルギーへの理解を深めることを目的としています。
開催の意義と背景
自然災害の影響で、特に食物アレルギーを持つ人々は避難所での食事に関して多くの課題を抱えています。令和6年の能登半島地震の際には、アレルギー対応の炊き出しの原材料表示への認知度が低く、避難者たちが食べられるものを見つけるのに苦労したことが報告されています。これを受けて、アレルギー患者とその家族の生活をより良くするための対応策を話し合う機会が必要とされています。
本講演では、食物アレルギー支援団体や地域の子ども食堂と連携し、非常時と平常時における食に関する課題を共に考える内容が予定されています。食物アレルギーへの理解を広げ、サポート体制を強化するための貴重な機会となるでしょう。
イベントの詳細
開催場所
〒662-0832 兵庫県西宮市甲風園1丁目8番1号
阪急西宮北口駅から徒歩5分
開催日時
13:00~16:30
スケジュール
- - 13:00~15:00 講演会
- - 15:15~16:30試食
参加費
定員
申込方法
参加希望の方は、以下のURLからお申し込みください。
申込みリンク
講演の内容
講演会では、地域の食堂や公民館などで行われる活動を通じての声や、アレルギー表示の重要性について、様々な立場の登壇者をお迎えし、意見交換を行います。また、卵や乳、小麦を使用しない低アレルゲンの献立作りに関する情報も提供され、災害時でも実践しやすい知識が共有される予定です。具体的には、以下の内容が講演されます:
- - 「こども食堂の活動と課題」 - 兵庫こども食堂ネットワークの福本大介さん
- - 「地域活動での考え方の変化」 - 千葉征慶さん
- - 「災害時も活用!低アレルゲン献立の考え方」 - 蜂須賀のぞみさん
- - 「平時にも生かせる原材料表示のポイント」 - 大森真友子さん
- - 「アレルギーへの取組と寄り添い方」 - 寺尾和馬さん
参加のメリット
このような講演会に参加することで、地域における食物アレルギーへの理解が進むだけでなく、より良い支援ネットワークの構築につながります。アレルギーを持つ方々が安心して暮らせる地域づくりに寄与するためのポイントを一緒に学び、参加者自身の体験や知恵も共有しながら、障害を理解する機会を創出しましょう。
参加申し込みはお早めに行ってください。