コクヨの「ハサミ<サクサ>」が栄誉あるグランプリを受賞
2023年7月2日、国際 文具・紙製品展 ISOTの会場内にて、コクヨ株式会社が開発した「ハサミ<サクサ>(グルーレス刃)」が第34回日本文具大賞においてグランプリに輝きました。このハサミは、利き手を問わずに使える設計が特徴で、幅広いユーザーに支持されています。
優秀賞からのグランプリ選出
「日本文具大賞」は、毎年その年に優れた文房具を表彰する名誉ある賞であり、機能・デザイン・サステナブル・トレンドの4部門に分かれています。「ハサミ<サクサ>(グルーレス刃)」は、その機能部門での優秀賞に続いて、全受賞製品の中からグランプリに選ばれました。
評価されたポイントは、切れ味の良さです。特に『傾斜インサート』構造によって、様々な力を持つユーザーが楽に使えるように設計されています。
こだわり抜いた使いやすさ
「ハサミ<サクサ>」は、刃先まで軽い切れ味を持つ「ハイブリッドアーチ刃」を搭載しており、ユーザーが求める使いやすさを徹底的に追求しました。そのすべては、2024年12月に予定されているリニューアルに向けたものです。このリニューアルには、コクヨ独自のものづくりプロセスである“HOWS DESIGN”が組み込まれ、ユニバーサルデザインの概念が具体化されています。
新たな切れ味の進化
リニューアル後の「ハサミ<サクサ>」は、さらに多様なユーザーにとって使いやすくなることを目指しています。特に、業界初の『傾斜インサート』によって、力の弱い方や利き手の異なる方にも適切に対応できるよう工夫されています。
加えて、グルーレス刃に採用された「3Dグルーレス構造刃」は、日常使いに最適です。特に、粘着テープを扱う際に、刃にのりが付きづらいという特性は、ユーザーにとって大いに嬉しいポイントです。
未来への展望
コクヨ株式会社は、今後も多様なライフスタイルやニーズを反映した文房具の開発に努め、すべてのユーザーへ心地よい「切る」体験を提供していくとのことです。
文具業界にとって、こうした革新は美容やライフスタイルにおける重要な要素になります。
詳細情報
「ハサミ<サクサ>」に関する詳細は、公式HPや開発ストーリーにてご確認いただけます。
今回の受賞は、コクヨの独自性と革新に対する情熱を証明するものであり、今後もその動向から目が離せません。