白浜町に誕生！ユニバーサルビーチで楽しむ新しい海の体験

白浜町ユニバーサルビーチ2025 in 白良浜海水浴場

和歌山県西牟婁郡白浜町が誇る白良浜海水浴場では、2025年7月4日（金）に「白浜町ユニバーサルビーチ2025」が開催されます。この日は、障がいがある方もない方も楽しめるビーチ体験が実施され、地域全体が一つになっておもてなしの心を育てます。

バリアフリーなビーチの実現に向けて

このイベントは、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの協力のもと行われ、参加者はビーチマットを使用したバリアフリー体験を楽しむことができます。白浜町は、障がい者やお年寄り、小さな子どもたちがともに楽しめるビーチの実現を目指し、ビーチマットの設置や水陸両用車いすの導入に取り組んでいます。

イベントの内容

この日は、以下のプログラムが用意されています：
1. ビーチマットお披露目会：関係者を招待し、ビーチマットの初披露を行います。参加者は実際にマットの上を歩き、バリアフリーを体験します。
2. バリアフリー体験会：砂浜での移動が難しい方々を対象にした海水浴体験を事前申込制で開催。8名程度の参加者が1時間ごとに、ビーチマットの上で水遊びが楽しめます。
3. アート展示：白良浜deひらひらTシャツアート展の作品募集についての啓発や、障がい者の方が製作したTシャツや小物の販売も行われます。

地域のコミュニティと共に

しらひらバリアフリーアート実行委員会会長の小川氏は、「白良浜deひらひらTシャツアート展でのユニバーサルビーチの実現は、白良浜と江津良海岸で広がります」と、自信を持って語ります。彼は、このプロジェクトを通して、『福祉×アート×観光』の融合を通じて多くの人が集う場を創出し、皆で楽しむ大切さを強調しています。

一方、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの代表である木戸氏は、「アートには生きる力を引き出すポジティブな力がある」と話し、地域との連携を深めることの重要性を訴えています。彼は、家族や仲間と共にこのビーチ体験に参加することを呼びかけており、参加人数は限られていますが、その価値は計り知れません。