進化するIT業界に向けたスキル管理
近年、IT業界は急速に進化を遂げており、企業や行政機関はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に力を入れています。この変化に対応すべく、一般社団法人iCD協会とクラヴァンス株式会社は、iCDスキルディクショナリの継続的な更新に取り組むことを決定しました。
1. 背景と課題
IT技術は、クラウドコンピューティング、AI(人工知能)、データ分析、サイバーセキュリティなど多岐にわたって急成長しています。これに伴い、求められるITスキルがますます多様化・高度化しており、企業は即戦力となるIT人材の確保が求められています。このような状況を踏まえ、iCD協会は先日実施したディクショナリの改訂に引き続き、組織や企業の最新ニーズを的確に反映したアップデートの仕組みを整備する必要があります。
2. 共同作業の内容
iCD協会とクラヴァンスは、実務での経験を元に、スキルディクショナリの内容を高度化し、継続的なアップデートを進めていくことにしました。これにより、次の3つの領域で共同作業を行います。
1.
スキル語彙の拡充と最新技術ワードの追加
IT分野で急成長しているスキルを系統的に強化し、新技術用語の定期的な追加とメンテナンスを行います。これにより、ディクショナリの鮮度が保たれます。
2.
コード体系の整理・再構築
拡大するスキル項目を整理し、ユーザーが扱いやすい形に整えることで、検索性や互換性を高め、スキル管理の精度向上を図ります。
3.
タスクディクショナリとの連携強化
スキルと実務タスクの高い関連性を持たせる仕組みを構築し、必要なスキルを明確に把握できるようにします。これによって、人材育成や配置の最適化を実現します。
3. 最新の改訂内容
iCD協会とクラヴァンスは、スキルディクショナリの精度向上を目的に、以下の改訂を行いました:
約2,000語の新たなスキルワードの追加や、検索性を強化するための逆引き機能の整備を行いました。これにより、実務での利用がより直感的になりました。
- - スキルディクショナリ Ver1.1(CRAVANS版)
クラヴァンスは実務に役立つプライベート版をリリースし、全登録語に対する体系的整理、表示ワードの整備、ドメインの追加、カテゴリ付与などを行いました。これにより、スキルの横断的分析が可能になり、他のフレームワークとの接続性も向上します。
4. 今後の展望
この取り組みを通じて、iCDスキルディクショナリは業界の最新ニーズに応じた持続的なアップデート体制を構築していきます。iCD協会の会員は、スキルディクショナリVer.1.1を利用可能であり、クラヴァンス版は有償提供されています。両者の専門性を融合することで、IT人材の可視化と価値向上に寄与し、企業に貢献するでしょう。
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