竹割り箸活用新テーブル
2025-07-07 10:43:50

竹割り箸を再利用した「TAKEZEN TABLE」がシティラボ東京に登場

シティラボ東京が新しい取り組みとして導入した「TAKEZEN TABLE」は、京都発のアップサイクルメーカー、株式会社TerrUPによって作られました。このテーブルは、使用済みの竹割り箸を再利用したもので、約2500本もの割り箸が活用されています。テーブルのサイズは500mm×880mmの天板が2枚から成り、その美しいデザインには驚かされることでしょう。

この導入の背景には、昨年京都市内で行われた展示会での出会いがありました。当初、竹割り箸から作られたとは思えないその優れたデザインに驚きつつ、竹割り箸の廃棄量の多さに心を痛めました。毎年、日本全体で48億膳もの竹割り箸が廃棄されているという事実は、知られざる社会課題でもあり、これを何とか解決できないかという思いから、このテーブルが選ばれました。

シティラボ東京では「持続可能なまちづくり×ビジネスの視点」を掲げており、このコンセプトにも合致すると考えられたため、コワーキングスペースの天板を特注サイズで発注しました。シティラボ東京の山川様は「竹割り箸を使ったとは思えない上質な仕上がりで、本当に感動しました。竹目が整えられていて、丁寧に作られていることがわかります。」とコメントされています。また、専用のPOPを用意し、利用者に竹割り箸で作られたことを知ってもらえることで、当施設の理念を伝えることができると期待しています。

シティラボ東京の理念は、「持続可能なまちづくり」を実現するために、コワーキングスペースやイベントスペースを通じて社会課題を解決することです。東京都中央区京橋に位置するこの施設は、様々なプログラムを企画し、サステナブルな社会の形成に向けてのネットワーク構築を目指しています。

「TAKEZEN TABLE」の開発は、竹割り箸の廃棄の課題を解決するために生まれました。竹製の割り箸は再利用が難しく、通常は紙の原料になるチップにされることが多いですが、繊維が残ってしまいます。この問題に真正面から立ち向かうための取り組みとして、竹割り箸を再利用したこのテーブルは、見た目の美しさだけでなく、環境への配慮も兼ね備えています。

運営している一般社団法人アーバニストは、シティラボ東京に関しても、地域課題の解決やサステナブルシティ形成に向けるネットワークの構築を行っています。株式会社TerrUPは、「地球をアップデートする」という理念のもと、新しいビジネスを通じて地球環境への貢献を目指しています。これからも様々なアップサイクル製品が登場しもたらされることを期待しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社TerrUP
住所
京都府京都市南区東九条室町10
電話番号

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