映画『スパイダーマン』シリーズの声優を務める榎木淳弥さんから、彼自身が心を寄せる新作小説『スパイダーマンソーシャル・ジレンマ』に推薦コメントが寄せられました。この小説は、2025年6月19日に発売される予定で、多くのファンが待ち望む作品となります。
この新しい物語は、若きスーパーヒーロー、スパイダーマンの青春と葛藤を描いたヤングアダルト小説です。1962年に初めてマーベルコミックに登場し、以来数多くの人々に愛され続けてきたスパイダーマンは、この作品を通じて新たな一面を見せます。この小説は、ジョージア州の作家プリティ・チバーによるオリジナルストーリーで、既存の物語とは一線を画す内容に仕上がるとされています。
榎木淳弥さんは、原稿をいち早く読んだ感想として、「カッコよくてちょっとダサい、僕の大好きなスパイダーマンでした!読み終えても、ずっとワクワクしています!!」とコメントされています。彼自身、スパイダーマンの吹き替えを担当しているため、この作品への思いもひとしおです。
本書の翻訳は、数多くのマーベル関連書籍を手がけてきた上杉隼人氏が担当。さらには、イラストは人気イラストレーターのヒョーゴノスケさんが手掛けることで、ビジュアル面でも期待が高まります。このように才能あふれるスタッフ陣が揃った本作に大いに注目したいところです。
ストーリーの主人公は、新たに若者らしい悩みを抱えるピーター・パーカー。彼はスパイダーマンとして、ニューヨークの平和を守る一方で、現代的なテーマであるSNSやマイノリティへの視点も取り入れられることで、さらに共感を得やすい内容になると予想されています。
物語の舞台では、悪党たちが一味違った行動を見せ、全身を砂に変えるフリント・マルコ(サンドマン)も登場します。物語は、同級生のMJとの関係や、新聞社「デイリー・ビューグル」の報道など、スパイダーマンを取り巻く環境も描かれ、インターネットなどが抱える現代的な課題にも触れます。
『スパイダーマンソーシャル・ジレンマ』は、単なるスーパーヒーローの物語ではなく、彼の人間としての成長や挑戦が描かれています。若い世代に向けて、冒険だけでなく、自分自身を見つめ返す機会となるかもしれません。この作品が日本の読者、特に10代の少年少女だけでなく、大人のファンにも喜ばれる内容であることを願っています。
さらに、この作品は上下巻に分かれており、各巻にはそれぞれ興味深いストーリーが展開される予定です。今からその発売を心待ちにしているファンも多いはず。この機会に、スパイダーマンの魅力を再発見してみるのもいいかもしれません。
スパイダーマンの新たな章をお見逃しなく!
[詳細情報]
- - 著:プリティ・チバー
- - 訳:上杉隼人
- - 絵:ヒョーゴノスケ
- - 定価:各1,650円(税込)
- - 発売予定日:2025年6月19日
- - 対象年齢:中高生~大人
- - 判型:四六判・ソフトカバー
- - ISBN:上巻978-4-05-206069-4、下巻978-4-05-206081-6
今すぐ予約を!