摂南大学と八幡警察署の災害対策訓練
2025年8月28日、摂南大学枚方キャンパスにて、京都府八幡警察署との共同訓練が行われる。この訓練は「災害時における警察署機能移転訓練」として、地域の安全確保を目的に実施されるもので、過去にも定期的に行われてきた。
背景と目的
この訓練は2016年に締結された「災害時の施設利用に関する協定書」に基づいており、今回で5回目の実施となる。近年、木津川の堤防決壊や台風による集中豪雨の影響で、緊急事態に備える必要性が高まっている。そうした状況下で、警察機能を大学に移転することで、災害時の迅速な対応を図ることが狙いだ。
訓練の内容
訓練は、警察署の機能移転訓練を中心に行われ、また災害現場における応急救護訓練も含まれる。参加者には八幡警察署の職員に加え、この大学の教職員も含まれ、彼らが互いに協力し合うことで、地域住民へのサービス向上を目指す。
訓練の実施日程
- - 開催日時: 2025年8月28日(木)10:00〜11:10
- - 開催場所: 摂南大学 枚方キャンパス(大阪府枚方市長尾峠町45-1)
- - 参加者: 八幡警察署職員、本学教職員
なお、天候により訓練が中止となる場合がありますので、参加者は事前に確認が必要となる。
地域の安全確保に向けて
摂南大学と八幡警察署の連携は、地域住民の安全を第一に考えた取り組みである。災害時における迅速な対応体制が構築されることで、地域全体の防災力が向上していくことが期待されている。
訓練の成果は、現実の災害が発生した際の対応力を強化することにつながるため、今後もこうした活動が定期的に行われることが望ましい。地域社会を守るために、教育機関と警察が協力して取り組んでいる事例は、他の地域にも広がるべき価値のある活動と言えるだろう。