AIKOがBloombergNEFのTier1太陽電池メーカーリストに選出
AIKOは、BloombergNEF(BNEF)が発表した2024年第3四半期のTier1太陽電池モジュールメーカーリストに名を連ねることとなりました。この喜ばしい知らせは、同社が開発したN型ABCモジュールの技術力や製品の品質、信頼性が高く評価された結果です。
BloombergNEFは、再生可能エネルギー分野において信頼される研究機関として知られており、その評価基準は厳格です。今回発表されたTier1リストは、太陽光発電業界において融資対象として認められるサプライヤーの参考されるデータとなり、通常、全世界の太陽電池メーカーの中でわずか2%しか選ばれない枠となっています。
それでは、どのような基準でAIKOがTier1に選ばれたのかを見ていきましょう。今年から、BNEFのTier1認定基準はさらに厳しくなり、ノンリコースで融資を受けたプロジェクトに自社ブランドの製品を提供することが求められます。具体的には、過去2年間に6つの異なる銀行から支援を受けたプロジェクトに、自社製造の製品を供給し、そのプロジェクトが最低でも5MW以上であることが条件となっています。
このような厳しい条件をクリアしたAIKOのTier1認定は、世界の投資機関からの信頼と認知度を示すものであり、同社のバンカビリティの高さが国際市場でも評価されていることの証明です。また、AIKOの革新力や市場競争力も高く評価されています。
さらに、AIKOのN型ABCモジュールは、業界トップクラスの変換効率(24.2%)を誇り、発電所の収益性を最大化する機能を備えています。高温下での性能安定性や、遮蔽ロスの改善、マイクロクラックに対する耐性などもその特長です。これにより、同社は国際市場からの評価を高め、今後ますます多くの取引先を獲得しようとしています。
現在、AIKOは中国をはじめ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、日本、韓国、アジア太平洋地域、ラテンアメリカなど、幅広いマーケットに展開しており、受注量が急速に増加しています。今後も、高効率のN型ABCモジュールを開発し、家庭、商業、発電所といったさまざまな場面で顧客に選ばれる製品を提供していく方針です。
AIKOの目標は、太陽光発電における技術革新を牽引し、変換効率の向上を追求することです。ゼロカーボン社会の実現を目的とし、お客様にとって価値のある製品を生み出すことに注力しています。これにより、環境への貢献と持続可能な未来の実現に向けて、さらなる推進力を創出していくことでしょう。