Tachyon 生成AIに最新LLM搭載
2024-06-28 11:05:02

法人向け生成AI「Tachyon 生成AI」に最新LLM「Claude 3.5 Sonnet」搭載!多様な業務シーンで高精度なAI活用を実現

法人向け生成AI「Tachyon 生成AI」に最新LLM「Claude 3.5 Sonnet」搭載!



エムシーデジタル株式会社は、同社が開発を進める法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に、最新の大規模言語モデル(LLM: Large Language Models)である「Claude 3.5 Sonnet」を搭載したことを発表しました。

今回のアップデートにより、「Tachyon 生成AI」は、これまで以上に幅広い業務シーンで高精度なLLMを活用することが可能となります。

最新モデル「Claude 3.5 Sonnet」とは?



「Claude 3.5 Sonnet」は、Anthropic社が開発した最新の大規模言語モデルです。その前身となる「Claude 3」シリーズは、2024年3月に発表され、最高精度モデルである「Claude 3 Opus」は、ユーザー参加型のChatbot評価指標において、当時の最新モデルであるOpenAI社の「GPT4」を上回り、市場における最高性能を記録しました。

エムシーデジタル株式会社では、社内検証において、「Claude 3」シリーズが日本語における長文の理解や文章作成能力に優れていることを確認しています。

「Claude 3.5 Sonnet」は、「Claude 3 Sonnet」のアップデート版としてリリースされました。低コストながらも非常に高精度な出力が可能なモデルであり、高度な推論能力を示す指標では、現在のOpenAI社の最高精度モデルである「GPT-4o」を上回ることが示されています。

「Tachyon 生成AI」におけるLLMの選択肢



「Tachyon 生成AI」では、今回のアップデートに伴い、既存モデル「Claude 3 Sonnet」が「Claude 3.5 Sonnet」にアップデートされ、前シリーズの最高精度モデル「Claude 3 Opus」と高速モデル「Claude 3 Haiku」を含めた3モデルをご利用いただけます。

さらに、「Tachyon 生成AI」は、OpenAI社が開発するLLM「GPT」、Google社開発「Gemini」、Anthropic社開発「Claude 3/3.5」を搭載しており、今回の「Claude 3.5 Sonnet」を含めると、合計9つのモデルから選択可能です。

これらの多様なLLMを適材適所で活用することで、業務における生成AIの実行水準を高めることができます。例えば、高度な文章理解や文章生成を必要とするタスクには「Claude 3.5 Sonnet」を、画像をテキスト化するようなマルチモーダルな処理には「GPT-4o」「Gemini 1.5 Pro」を、大量の文章を高速で処理したい場合には「Gemini 1.5 Flash」を使用するなど、それぞれのLLMの長所を活かした柔軟な活用が可能となります。

「Tachyon 生成AI」の概要



「Tachyon 生成AI」は、エムシーデジタル株式会社が提供する法人向け生成AIサービスです。月額550円からご利用可能で、入力されたデータは生成AIの学習に使用されないセキュアな環境下で生成AIをご活用いただけます。

「Tachyon 生成AI」は、チャット機能、カスタムアシスタント機能、アノテーション機能、議事録生成機能など、個別の業務ユースケースに特化した機能を多数提供しています。

無料トライアルとdemo版



現在、「Tachyon 生成AI」は無料トライアルを実施しており、全ての機能をご利用いただけます。無料トライアルをご希望の企業様は、エムシーデジタル株式会社のウェブサイトから必要事項を記入の上、お申し込みください。

また、「Tachyon 生成AI」は、登録後すぐに試せるdemo版もご用意しています。無料トライアルに先んじて機能や価値をご体感いただけます。本アップデートの対象である「Claude 3.5 Sonnet」もdemo版でご利用いただけますので、ぜひ「Tachyon 生成AI」の価値をご体感ください。

エムシーデジタル株式会社について



エムシーデジタル株式会社は、三菱商事株式会社の100%出資により設立されたテクノロジーカンパニーです。デジタル化によって社会がますます高度に複雑化する中、同社はテクノロジーをもって課題を解決するプロフェッショナル集団として、全産業をフィールドにデジタルプラットフォームの構築を進めています。

同社は、企業対抗プログラミング競技大会「PG BATTLE」で2年連続優勝(2021年、2022年)、世界的なプログラミング大会「Meta Hacker Cup 2022」にて日本人1位(13位入賞)などの実績を持ち、さらにKaggle Grandmaster・Masterが多数在籍しています。


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