滋賀県で国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会が開幕します！

滋賀県で「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」が開幕

2023年9月6日、滋賀県で「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」が開幕しました。今年開催されるこのイベントは、国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会が融合したもので、全国から多くのアスリートたちが滋賀の地での競技を楽しむことが期待されています。本大会は、9月6日から始まる国スポ会期前競技から、9月28日の総合開会式に向けて盛り上がりを見せています。

大会の概要

「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」は、第79回国民スポーツ大会と第24回全国障害者スポーツ大会の愛称であり、スローガンは「湖国の感動未来へつなぐ」です。大会は、あらゆる競技者が参加できることを目指し、環境保護や地域共生に配慮した取り組みにも力を入れています。

開催スケジュール

- 国民スポーツ大会: 競技数は正式競技37種、特別競技1種、公開競技7種、デモスポーツ26種。開催期間は、会期前実施競技が9月6日から15日と9月21日から25日、本会期は9月28日から10月8日。
- 全国障害者スポーツ大会: 競技数は正式競技14種、オープン競技4種。開催期間は10月25日から27日。

環境への配慮

滋賀では、環境に配慮した大会運営が行われており、リサイクル金属を使用したメダルや、大会スタッフのウェアにはリサイクル素材が活用されています。また、来場者にはマイボトルの持参が奨励され、ペットボトルごみの削減を進めています。さらに、「マザーレイクゴールズ」という地域のSDGsが提唱され、2030年に向けた持続可能な社会への取り組みが進められています。

おもてなしの心

大会の開催に向け、滋賀の魅力を発信するための様々な取り組みも行われています。特に、「おもてなSHIGAエリア」では、特産品や郷土料理を取り入れた食の提供と、観光構想が実施されます。このエリアでは、琵琶湖の環境を生かした料理や文化が堪能できるスポットが数多く設けられています。

また、スタッフやボランティアは温かいおもてなしを心掛け、来県者が心地よく過ごせるように、多くの研修を受けています。これにより、滴る汗と笑顔が交錯するスポーツの熱気の中で、来県者にとっての特別な経験を提供することを目指しています。

子どもたちの参加と未来への取り組み

「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」は、地域の子どもたちにも参加の機会を与え、地元の特産物を活かした競技準備や装飾の手伝いを通じて、思いやりや協力の心を育てています。特に、炬火のイベントにおいては、地元の特性を生かした作品が披露され、参加者を楽しませています。

大会を通じて、子どもや若者が積極的に参加することで、スポーツに親しむ環境づくりが進められています。次世代を担う子どもたちに、スポーツの重要性や共生社会について考える契機になることが期待されます。