テレシーが新展開
2021-04-01 11:00:12
テレシー、東大教授招聘でテレビCMデータ分析の新時代へ
テレシーが新たな技術顧問を迎え、CMデータ分析を革新開発
株式会社テレシーは、東京大学大学院新領域創成科学研究科の杉山将教授を技術顧問として迎え入れ、その独自のレポーティングツール「テレシーアナリティクス」の機能強化を図ることを発表しました。これは、テレビCMプラットフォーム「テレシー」のさらなる進化を意味しています。
テレシーとは?
テレシーは最低100万円からテレビCMの出稿が可能であり、広告の効果をリアルタイムで確認できるシステムを持っています。このプラットフォームでは、電通が保有する貴重な資産を生かしつつ、AIを駆使した高精度なシミュレーションや最適化を行うことが出来ます。これにより、テレビCMのPDCAサイクルをより短期間で実行することができます。
最新技術でのデータ連携
テレシーでは、すでに「Adjust」と「AppsFlyer」とのデータ連携をアジアで初めて実現しており、テレビCMの効果をリアルタイムで測定できる機能を強化しています。これにより、クライアントにとってのCM効果をよりクリアに可視化し、広告戦略の最適化を実現します。
杉山教授の役割と専門知識
杉山教授は情報工学の専門家であり、機械学習やデータマイニングの研究に従事しています。これまでの研究成果や経験を生かし、テレシーのCMデータ分析において、特に以下の2つのポイントに注力する予定です:
1. クリエイティブ、エリア、番組毎にテレビCMの効果を可視化し、各概要の詳細な分析を可能にする。
2. 効果効率化のためのバイイングシミュレーションの最適化を進め、より効率的な広告運用を実現する。
これにより、企業は自社のテレビCMが実際にどのような影響を与えているのかを詳しく分析・評価することができ、次の施策に活かすことができるでしょう。
プライバシー保護に配慮した効果測定
最近、プライバシーに対する意識が高まり、特にサードパーティCookieの規制等が進んでいますが、テレシーでは個人情報を一切使用しない方法で効果測定を行うため、このような規制に影響されることがありません。これにより、より信頼性の高いデータを企業に提供することをています。
今後の展望
テレシーは、杉山教授との協力を通じて、広告効果の測定と最適化の新たなステージに向かっています。これからのテレビCM業界において、どのような革新が見られるのか、非常に楽しみです。企業にとっても、CM効果の可視化が進むことで、多様な広告戦略を模索する機会が増えていくでしょう。
テレシーは、広告主のさまざまなニーズに応えるため、技術的進化と共に成長を続けていくことでしょう。この取り組みを通じて、今後のテレビCMの新たな可能性に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社テレシー
- 住所
- 東京都港区虎ノ門2-6-1虎ノ門ヒルズステーションタワー36階
- 電話番号
-
03-4577-1469