美術品入札会
2024-08-14 11:06:34

美術品入札会「廻 -MEGURU-」で波瀾万丈の若冲と渡邊省亭の作品たち

2024年の美術界最大のイベント「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.19 MAIN SALEが、8月24日から9月1日の間、加島美術で開催されます。このオークションは、日本美術界のトップ作品が出品される特別な機会です。

毎年4回開催される「美術品入札会 廻 -MEGURU-」ですが、特にこのMAIN SALEでは、日本画や洋画、工芸品など、多彩なジャンルから厳選された178点の作品が集まります。中でも著名なアーティストの作品が数多く出展され、多くの美術愛好家から注目を集めています。

本オークションの目玉作品には、今最も人気のある江戸絵画の巨匠、伊藤若冲による《芭蕉雄鶏図》が含まれています。この作品は、プライスコレクションの同図柄としても知られ、非常に価値の高い逸品です。さらに、伊藤若冲の作品が8点も出品されることから、ファンにとっては見逃せないイベントとなるでしょう。また、渡邊省亭の《松に雉子 杉に鷹》といった花鳥画が7点出品され、彼の作品の魅力を再確認する良い機会です。

速水御舟の作品も目を引きます。夭折の天才と称される御舟による貴重な彩色本画《黄菊》は、その美しさと緻密さから必見です。入札会では、他にも白隠慧鶴の作品が特集され、禅画や仏教の象徴を描いたシリーズも展覧されます。《草坐達磨》や《百壽》は、白隠の芸術的探求の深さを感じさせる作品です。

入札会は誰もが参加できることが魅力。実際に作品を見られる下見会が同じ会場で開催され、入場は無料です。作品の状態やサイズを確認でき、実際に触れることもできる貴重な機会です。下見会は、8月24日から9月1日まで行われますので、美術愛好者や新たに興味を持ち始めた方々もぜひ訪れてみてください。

また、入札はWebサイトでも受け付けており、遠方等で直接参加できない方も自宅から作品の確認や入札を行うことが可能です。事前に登録した方には、全出品作品を掲載したオリジナルカタログが無料で送付されます。

このように、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、江戸時代から近代にかけての日本美術を堪能できる貴重なチャンスです。年に一度のこの特別なオークションで、日本美術の真髄を味わい、歴史の息吹を感じ取る時をお楽しみください。入札締切は9月1日、開札は9月3日です。熱い時間が待っています。


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会社情報

会社名
株式会社加島美術
住所
東京都中央区京橋3-3-2
電話番号
03-3276-0700

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