営業革命！pickuponとHubSpotの連携機能強化で業務効率化を実現

音声議事録AI「pickupon」を運営するpickupon株式会社（千葉県市川市）は、CRMツール「HubSpot」との連携機能を強化したことを発表しました。この新しい機能の導入により、営業、インサイドセールス、カスタマーサクセス部門の業務効率が飛躍的に向上すると期待されています。

新機能の二大ポイント

1. 顧客情報の自動表示と履歴記録

新たに追加された機能では、電話の着信や発信時に、顧客の情報を自動的に表示します。これにより、「誰からの電話か」や「これまでのやり取りの内容」を即座に確認でき、初回対応でも信頼感のある接客が可能になります。また、通話中の内容やメモも随時記録され、チーム内での情報共有や引き継ぎもスムーズです。顧客対応力の底上げが期待されます。

2. ダイアログからのコンタクト登録

架電中に表示されるダイアログに必要な情報を入力するだけで、通話終了後にはpickuponとHubSpotの両方に自動的に情報が反映されます。この機能を活用することで、顧客の静的情報を一括で保存し、情報の取りこぼしを防ぎながら共有作業の手間も削減可能です。

業務効率化の効果

この連携により、架電後のSFA（営業支援システム）への手作業での入力が大幅に減少します。具体的には、他社のCTIツールと比べて約82%、固定電話と比較しても約92%の入力作業が削減され、1日約1時間10分の作業時間が節約されると報告されています。月に換算すれば、約5万円の人件費削減が実現されるというから驚きです。

顧客満足度の向上

近年、分業型の営業スタイルが主流となる中で、営業部門には多くの情報を効率的に共有する必要があります。また、顧客のニーズも多様化しており、特にSaaS市場ではカスタマーサクセスが求める情報を高解像度で把握する必要があります。pickuponとHubSpotの連携により、営業担当者とカスタマーサクセスがより多くの時間を顧客に対峙することができ、顧客満足度の向上が期待されます。

今後の展望

今回の連携強化は、顧客情報を生きた状態で活用するという新たな仕組みとして実現しました。電話業務や予約業務を行う多くの現場で、情報管理の一元化とリアルタイム対応が可能になり、顧客満足度と業務効率が同時に向上することが期待されます。今後もpickuponは、業務現場の声に耳を傾け、柔軟なツール連携と機能改善を進めていく方針です。また、様々なCRMツールとの連携も強化し、音声を起点としたビジネス構築の支援を行っていくとのことです。