犬も色を認識するということは知っていても、その好みや嫌いな色はどうなっているのでしょうか。最近、株式会社エイトが実施した《犬の好きな色・嫌いな色に関するアンケート》において、373名の飼い主からの回答をもとに、犬たちの色に対する嗜好が明らかになりました。その結果、意外なことに、好きな色の1位は「赤」でした。実は、犬の視覚的な認識には限界があります。犬は主に青、黄色、グレーを認識できると言われており、赤や緑はほとんど見えません。これが、ワンちゃんたちが本当は赤を見えているかどうかはわかりませんが、赤が好きだとされている理由の一つ見えているかどうかとは別の観点で、赤という色が好まれる要因があると考えられます。
それでは、具体的に調査結果を見ていきましょう。
犬が好きな色TOP10
1.
赤 - 49票
2.
青 - 43票
3.
黄色 - 33票
4.
白 - 23票
5.
ピンク - 17票
6.
緑 - 15票
7.
茶色 - 14票
8.
黒 - 11票
9.
オレンジ - 6票
10.
水色 - 5票
注目すべきは、赤が好きな色の1位に選ばれたことです。これは一部の飼い主の意見によるもので、「愛犬が好きなアイテムの色が赤だったから」という理由が考えられたり、青や黄色ほど視覚的に目立たないが、温かみのある色と感じられているかもしれません。また、実際にワンちゃんがどの色に反応しているかどうかは、見ているだけでは判断が難しいですが、飼い主の主観として捉えられています。次いで青や黄色は視覚的に捉えやすい色として、好感度も高いようです。
犬が嫌いな色TOP10
1.
黒 - 36票
2.
赤 - 34票
3.
青 - 8票
3.
紫 - 8票
3.
黄色 - 8票
6.
白 - 5票
6.
茶色 - 5票
8.
蛍光色・キラキラした色 - 4票
9.
緑 - 2票
9.
銀 - 2票
犬たちが最も嫌う色として注目されたのは「黒」で、多くの票を集めました。これは、極端に暗い色ということも影響している可能性があり、特に大きな黒い物体には威圧感を感じるワンちゃんもいるのかもしれません。そして、赤もそこそこ票を集めており、これは興味深いことです。
飼い主の調査結果
調査によると、58%は愛犬が「好きな色がある」と感じており、逆に35%は「嫌いな色がある」と答えました。意外にも、「嫌いな色がある」と思っている人は少数派で、ワンちゃんは視覚よりも嗅覚で色を選んでいる可能性が高いと感じる飼い主が多いようです。
まとめ
犬の色の認識や好みについては、まだまだ未知の部分が多く、研究が進むことで新たな発見があることでしょう。本調査を通じて、犬たちがどのように色を感じ、どう扱っているのかを知ることができました。色だけでなく、犬たちの好みや嗜好について探求することは、飼い主と愛犬との関係をより深める手助けとなりそうです。
詳しい情報は、株式会社エイトが運営する《犬の好きな色・嫌いな色に関するアンケート》を基にした特集記事でご覧いただけます。