エクサウィザーズが新たに提供する「DIA Literacy」
株式会社エクサウィザーズが、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための新しい人材アセスメントツール「DIA Literacy」の提供を開始しました。これは、DXリテラシーを短時間で可視化することを目的としており、大企業や官公庁でも広く活用されることが期待されています。
DX人材を確保する時代
昨今の企業経営において、デジタライゼーションは避けて通れない課題となっています。特にDX人材の不足は、多くの組織にとって深刻な問題です。エクサウィザーズは、2019年以来続けてきたDX人材育成の支援をさらに強化する形で、新しいアセスメントサービスを導入しました。
「DIA Literacy」の特徴
「DIA Literacy」では、14項目のDXリテラシーを約30分で測定できます。具体的には、マインドスタンスに関連する8項目と、デジタル技術の理解を図る6項目が含まれています。これにより、受検者は短時間で自身のスキルや理解度を把握することができるのです。
測定内容は以下のように構成されています。
- 変化への対応
- コラボレーション
- 顧客への共感
- 常識にとらわれない発想
- 反復的なアプローチ
- 柔軟な意思決定
- 事実に基づいた判断
- DXの背景
- データの扱い
- デジタル技術に関する知識
- 活用事例や留意点
このスムーズなアセスメントプロセスは、大規模な組織においても効率的に結果を得ることができるため、非常に魅力的です。
組み合わせによるより効果的な育成
「DIA Literacy」は、従来の「DIA Short」とも組み合わせることができ、組織内の職員を適切にセグメント分けして、効果的な育成が可能になります。例えば、最初に「DIA Short」で全員のDXリテラシーを評価し、その結果に基づいてリテラシーの高いグループには「DIA」を、低いグループには「DIA Literacy」を受けさせるといった方法です。これにより、受検者の負担を軽減しながら、組織全体のスキル向上につながるプログラムを実現できます。
エクサウィザーズの取り組み
エクサウィザーズは、DX人材育成を強化するためのアセスメントとラーニングを提供するプラットフォーム「exaBase DXアセスメント&ラーニング」を開発しました。このサービスは、大手企業からも広く支持されており、2024年9月には累計利用者数が25万名を超える見込みです。また、オンライン学習プラットフォーム「Udemy Business」との連携により、専門的な学習コンテンツの提供も強化されています。
まとめ
「DIA Literacy」は、DXリテラシーを短時間で可視化する強力なツールです。企業や官公庁、自治体がDX推進に向け、より良い人材資源を確保するための一助となるでしょう。今後もエクサウィザーズから目が離せません。