ツナググループ、リッケイソフトと基本合意を締結
株式会社ツナググループ・ホールディングス(以下ツナググループ)は、リッケイソフト株式会社(以下リッケイソフト)との間で基本合意を締結しました。この合意は、今後のグローバル事業の強化に向けた大きな一歩となります。
合意の内容
本合意により、ツナググループとリッケイソフトは、外国人材の教育、供給、受け入れ支援に関連する分野での協業の可能性を探っていくことになりました。具体的には、ジョイントベンチャーの設立も視野に入れ、段階的かつ協調的な協議を行い、持続可能なパートナーシップを構築していきます。この努力により、両社はそれぞれの強みを活かし、国際的な市場での競争力向上を図るものとしています。
合意締結の背景
国内の人口減少が進む日本において、外国人材採用に関する市場は急速に拡大しています。2030年までには、年間成長率(CAGR)28%で推移し、市場規模が1兆円を超えるとの予測が出ています。そのため、ツナググループはグローバル事業を今後の重点施策と位置づけています。特に、既存のグローバルサービスから脱却し、特定技能を活かしたストック型サービスの展開を目指しています。
さらに、ツナググループはIHRSO(公益財団法人・国際人材活躍支援機構)を通じた非連続的成長を目指し、持続可能な人材供給体制の確立に取り組んでいます。外国人材の教育研修を迅速に行うことで、急増する需要に応える体制を構築しようとしているのです。
リッケイソフトの役割
リッケイソフトは、ICT業界においてトップ10にランクインする実績を誇る企業であり、特に教育研修において一線を画する存在です。グループ会社であるRikkei Educationを通じて、特定技能分野の教育機関との連携を強化しているのも強みです。加えて、人材供給の面でも数多くの成功事例を持ち、ツナググループにとっては非常に価値のあるパートナーと言えます。
今後の展望
今回の基本合意を受け、ツナググループはリッケイソフトと密接に連携し、具体的な事業内容の策定と推進を進めていく方針です。これにより、両社は持続可能な成長を目指し、教育や人材供給において新たな価値を生み出すことに期待が寄せられています。今後の進展に注目が集まります。
株式会社ツナググループは、日本の社会課題である「2030年労働需給GAP解消」を目指し、コンサルティング、採用代行、データベースを基軸にサービスを展開しています。リッケイソフトとの連携は、グローバルな成長を加速させる重要な要素となるでしょう。これからの動向が楽しみです。
また、リッケイソフトについても、設立からこれまでの道のりを注視しておく必要があります。彼らの国際的な影響力やリーダーシップが、今回の合意によってさらに高まることが期待されています。今後のニュースにもぜひご注目ください。