凍眠生酒の魅力
2025-07-11 09:27:31

凍眠生酒が日本酒界に革命を!新しい冷凍技術の全貌

新たな市場を開く凍眠生酒



近年、日本酒業界は新しい技術の導入によって大きな変革を迎えています。その中でも、特に注目を集めているのが株式会社TOMIN SAKE COMPANYが開発した「凍眠生酒」です。この新技術は、国内で初めて使われたマイナス30℃の不凍液を利用して、一瞬で日本酒を冷凍することを可能にしています。これにより、搾りたての日本酒をそのままの状態で保存し、輸送することができるようになりました。

試飲会の開催



2024年11月に帝国ホテルが立ち上げたオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」とのコラボレーションという形で、7月4日と5日に東京の帝国ホテル内シャンパンバーにて「凍眠生酒」の試飲会が開催されました。このイベントは、一般の方々だけでなく、酒蔵の関係者やメディアにとっても注目され、多くの人々が「凍眠生酒」を体験しました。

特殊な凍結技術



「凍眠生酒」は、株式会社テクニカンが開発した凍結機「凍眠」を使用して製造されます。通常、日本酒は水分が先に凍結するとアルコールと分離してしまうため、味わいが劣化してしまいます。しかし「凍眠」を使用することで、アルコールと水分が均一に凍結し、解凍時にもその美味しさを損なうことなく楽しむことが可能になるのです。この革新的な技術によって、長距離輸送や保存の問題が解決され、海外市場への進出も現実のものとなりました。

輸出への道



TOMIN SAKE Co.の代表取締役社長である前川達郎氏は、海外市場への進出に強い意欲を示しています。「生酒はフレッシュさが求められますが、これまでは長距離輸送が難しいため、海外展開には限界がありました。しかし、凍眠技術のおかげで、日本酒を最高の状態で世界中に届ける道が開けました。」と語ります。

需要の高まり



近年、フレッシュな生酒の需要は国内外で高まっています。特に「凍眠生酒」は、冷凍保存によって味や香りを完全に閉じ込めることができるため、これまでの常識を覆す画期的な製法として、多くの酒蔵から期待されています。

ANoTHER IMPERIAL HOTEL について



新規オンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」は、帝国ホテルのシェフやソムリエが厳選した商品を紹介するプラットフォームです。日本各地の魅力的な商品を取り扱い、生産者の物語を伝えることで、その魅力を広めることを目指しています。このモールでは、TOMIN SAKE Co.からも様々な「凍眠生酒」が販売され、多くの人々に新たな日本酒の楽しみ方を提供しています。

未来の日本酒の形



前川氏は、「冷凍文化を通じて、日本酒がもっと多くの人々に知ってもらえるチャンスが生まれた」と語ります。今後、日本酒の保存や輸送の新たなスタンダードとして、「凍眠生酒」が広まることが期待されます。技術の進化によって、酒蔵からのフレッシュな味わいを、遠く離れた地でも楽しめる時代が来るでしょう。技術革新の波に乗って、未来の日本酒を切り拓くTOMIN SAKE Co.の取り組みに、今後も注目です。


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会社情報

会社名
株式会社TOMIN SAKE COMPANY
住所
富山県高岡市美幸町1-2-22
電話番号
0766-21-0009

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