埼葛北地区地域自立支援協議会の開催
2023年10月17日、埼葛北地区地域自立支援協議会が埼玉県宮代町にある福祉交流館すてっぷ宮代で行われました。この協議会は毎年2回開催されており、医療的ケア児の支援を担う行政や関係機関から参加者が集まります。今回は、特定非営利活動法人日本社会福祉事業協会が運営する「児童デイすぎと」が唯一の事業所として参加し、地域の福祉向上に向けた意見交換が行われました。
協議の内容について
会議の主な流れは以下の通りで、出席者は活発に意見を交わしました。
1. 開会
2. 令和6年度事業計画の確認
3. 埼玉県内の医療的ケア児支援体制についての報告
4. 通学支援に関する協議
5. 県の報告を踏まえた地域の実態調査
6. グループワーク
7. 閉会
特に注目されたのは、東部センターと連携しながらの医療的ケア児への支援です。本協議会は、医療的ケアが必要な子供たちを地域でどのように支えていくかを考える上で、非常に重要な場となっています。
児童デイすぎとの取り組み
児童デイすぎとは、2013年に設立されて以来、放課後等デイサービスと児童発達支援を提供してきました。特に、難病を抱える子供たちへの支援においては、インフォーマルな活動として多くの経験を積んできました。この経験から、来春には新たに受け入れ施設を立ち上げる計画が進行中です。既に杉戸町に必要な手続きや意見書の提出申請を行っており、県センターにもその旨を伝えています。
今後の展望
さらに、今月末には児童デイすぎとで初の全体研修が開催されます。研修には木村先生を講師に迎え、彼の豊富な経験がスタッフ全員の基礎となります。この研修を通じて、より多くの子供たちを支えるためのスキルと知識を深めていく予定です。
地域の福祉を充実させるため、医療的ケアが必要な子供たちへの支援を強化し、地域全体で子供たちを見守る体制を築いていきたいと考えています。引き続き、児童デイすぎとの活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。