美濃加茂市と童話
2020-03-30 14:30:19
美濃加茂市が描く未来のまちづくりと童話の融合
美濃加茂市が描く未来のまちづくりと童話の融合
美濃加茂市では、地域の魅力と夢をくすぐる新しい取り組みが始まっています。この取り組みは、美濃加茂市第6次総合計画“Walkable City Minokamo”の一環として行われ、地域の特産やスポットを盛り込んだオリジナル絵本や冊子、動画を通じて、住民やこれからの子どもたちに愛着を育むことを目的としています。
オリジナル絵本「もしぶた~もしも舞台がみのかもだったら~」
今回特に注目なのは、未就学児を対象にしたオリジナルの絵本「もしぶた~もしも舞台がみのかもだったら~」です。この絵本では、皆なじみ深い童話「3びきのこぶた」や「アリとキリギリス」などを取り入れ、美濃加茂市ならではのロケーションで展開されるオリジナルストーリーが紹介されています。
絵本は、乳児検診の際に配布され、家庭での読み聞かせが奨励されています。これにより、親子で地元への愛着を深めるきっかけとなることでしょう。さまざまなテーマが盛り込まれており、例えば「ウサギとカメ」には健康増進のメッセージが込められ、「しらゆきひめ」は女性の活躍を描いています。他にも、「ブレーメンのおんがくたい」は多文化共生、「アリとキリギリス」は地域の再生、「3びきのこぶた」は防災の重要性を強調しています。これら6つのテーマは、すべて美濃加茂市のまちづくり宣言に基づいています。
地域への理解を深める冊子「Walkable City Minokamo」
また、地域の未来を考えるために、市民に向けた冊子「Walkable City Minokamo」が制作されました。B5サイズのフルカラー20ページで構成されており、美濃加茂市の目指す方向性や目標をわかりやすく説明しています。この冊子は市内の公共施設で配布され、そのデザインもすっきりとしたパンフレット風になっています。
この冊子は、情報の透明性を高め、市民の関心を喚起するための重要な手段とされています。ホームページでも公開されており、地域住民はもちろん、訪問者にも広く知ってもらう努力が続けられています。
動画で伝える希望のメッセージ
さらに、これらの情報発信を強化するために、市のYouTubeチャンネルにおいて「Walkable City Minokamo」の動画も公開されました。動画は、目指すまちづくり宣言を視覚的に紹介し、未来に向かって進む美濃加茂市のビジョンを多くの人に伝える役割を果たしています。動画の長さはわずか1分22秒で、短時間で美濃加茂市の新たな取り組みを知ることができます。
まとめ
美濃加茂市の新しい試みは、ただのまちづくりにとどまらず、地域の思い出や伝統を大切にし、未来の世代に想いを託す美しいストーリーを形成しています。絵本、冊子、動画を通じて、住民が地域に寄り添い、愛着を感じられるような取り組みが進展していることは、今後の活発な市づくりに寄与することでしょう。市民一人ひとりがこの魅力を感じることで、美濃加茂市での暮らしがさらに豊かになることを期待したいです。
会社情報
- 会社名
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美濃加茂市
- 住所
- 岐阜県美濃加茂市太田町3431-1
- 電話番号
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