丸井グループが健康経営格付で最高ランクを達成
株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区)が、DBJ(株式会社日本政策投資銀行)が実施する「DBJ健康経営格付」において、最高ランクの「Aランク」を獲得しました。この格付は、企業の健康経営への取り組みを評価するものであり、今回は同社の努力が認められた結果となります。
DBJ健康格付とは何か
DBJ健康格付は、企業が社員の健康に対してどれだけ配慮しているかを評価するための独自のシステムです。このような健康経営格付は、世界で初めての取り組みであり、融資のメニューとしても活用されています。企業にとっては、同格付を取得することで、社会的な信用を高められるというメリットがあります。
丸井グループの評価要素
丸井グループは、DBJ健康格付において、以下の三つのポイントで高く評価されました。
1. 経営理念「人の成長=企業の成長」
同社は、「人の成長が企業の成長に繋がる」という理念のもと、社員が自ら進んで考え行動できる環境づくりを実施しています。長い期間培った「企業文化1.0」を基に、小売やフィンテックに加え、社会的課題の解決に貢献することを目指しています。このために新たな経営モデルやモニタリング指標を設定し、より高度なWell-being経営を追求しています。
2. ウェルビーイングへの取り組み
丸井グループは、社員が単に病気にならないだけでなく、より活力にあふれた幸せな生活を送ることが重要であることに早くから注目してきました。性別特有の健康課題に対応した研修を通じて、社員数や構成の変化に応じた取り組みを強化し、ウェルビーイングの向上を図っています。
3. ステークホルダーとの共創
同社は、ステークホルダーとの共創を重視し、経営層と社員が直接対話する「Marui Dialogue for the Future」や、自身の価値観を考える「ビーイングワークショップ」を開催しています。これにより、社内での共創の場が広がり、経営課題への参画も促進されています。これらの取り組みは、企業文化2.0の実現へ向けた重要な一歩となっています。
丸井グループのビジョンと目指す未来
丸井グループは、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」というミッションのもと、Well-beingを経営の中核に据えています。社会的な課題解決と利益の両立を実現し、変化を受け入れる「企業文化2.0」に向けて邁進中です。これを実現するため、社員がその創造力を最大限活用し、社会価値の向上を追求する姿勢を大切にしています。
同社の詳細な取り組みに関しては、公式サイトで提供されている「共創経営レポート2023」や「VISION BOOK 2050」を訪れることで確認できます。
最後に
丸井グループがDBJ健康経営格付で最高ランクを獲得したことは、社内の多くの取り組みの成果です。今後も働く人々の幸せを追求し、社会課題に向き合いながら成長していく姿が期待されます。