大学生が地元企業の魅力をショートドラマで発信する新プロジェクト

福島県で展開される新たなキャリアプログラム「FUKUSHIMA Work Stories」は、地元の学生と企業が一緒に作り上げるショートドラマプロジェクトです。

このプログラムは、本年の5月に開始され、福島県内外の大学生が参加しています。学生たちは企業や地域との関わりを深めながら、企画から制作、発信まで一連のプロセスを経験します。プログラムの一環として、6月からは県内の企業を訪問し、担当者へのインタビューを行いました。これにより、企業の実際の働く環境や社内の雰囲気について深く理解することができました。

学生たちの取材を通じた企業の魅力発見

この取材プロセスでは、学生たちは企業の担当者や経営者と直接話を交わし、彼らの想いや地域に根ざした活動について掘り下げることができました。このように得た生のデータをもとに、学生たちは自身の言葉で脚本を練り上げていきました。実際の職場の声を反映した脚本が、学生の手で形作られるのです。

撮影を通じた表現の挑戦

8月から始まった撮影は、完成した脚本を基に実施され、学生は役者や撮影スタッフとして様々な役割を担いました。更には、プロのクリエイターからの技術指導も受けながら、自分たちの視点で企業の物語を映像に表現するための挑戦が繰り広げられました。

この取り組みは、学生にとっては社会に出る前の貴重な体験となり、地域企業にとっても自らの魅力を再認識する機会となっています。最終的には、10月まで行われた編集作業を経て、11月1日から公式SNSでの順次配信が始まります。