KIS MailMonがバージョンアップ!より実践的な訓練が可能に
KIS Security株式会社が提供する標的型攻撃メール訓練サービス「KIS MailMon」がバージョンアップしました。今回のバージョンアップでは、オリジナルのWordファイルを使用した添付ファイル型の訓練が可能になったことが大きな特徴です。
これまでPDFファイルのみ対応していた添付ファイル型の訓練ですが、Wordファイルに対応することで、より実践的な訓練を実施できるようになりました。標的型攻撃は近年ますます巧妙化しており、Wordファイルを用いた攻撃も増加しています。KIS MailMonのバージョンアップにより、実際の攻撃に近い状況で訓練を行うことが可能となり、従業員のセキュリティ意識向上に大きく貢献すると言えるでしょう。
バージョンアップによる主な変更点
1. オリジナルのWordファイル使用可能に
従来はPDFファイルのみ対応していましたが、今回のバージョンアップにより、オリジナルのWordファイルによる添付ファイル型の訓練が可能になりました。これは、標的型攻撃がWordファイルを用いた攻撃にシフトしている現状を踏まえて、より実践的な訓練を行うための重要な機能拡張です。将来的にはExcelファイルなどのファイルタイプも順次対応していく予定です。
2. sandbox等によるメール開封判別機能の強化
多くの企業が導入しているメールセキュリティ対策として、sandbox等があります。しかし、sandbox等がメールを閲覧した場合、訓練対象者が実際にメールを開封したのか、それともsandbox等が自動で開封したのかを判別することが難しいという課題がありました。
KIS MailMonでは、今回のバージョンアップにより、訓練対象者のすべてのステータスを記録したイベントリスト.csvと訓練対象者の一覧表示する訓練結果.csvのデータを提供することで、この課題を解消しました。イベントリスト.csvには、パソコンやスマートフォンからのステータスの記録だけでなく、sandbox等によるステータスも記録されるため、メール開封やメール本文のURLクリック・添付ファイルの開封などを詳細に確認できます。さらに、メール開封時のアクセス時間やIPアドレスにより、sandbox等からの判別も可能になりました。
訓練結果.csvには、各ステータスの初回に記録した時間と2回目以降に記録した最終の時間が表示されるようになり、より詳細な情報が得られるようになりました。
3. 訓練内容のプレビュー表示機能
訓練シナリオギャラリー(テンプレート集)から訓練シナリオをインポートする際に、訓練内容(メール本文・リンク先画面)をプレビュー表示できるようになりました。これにより、訓練シナリオを選択する際に、事前に内容を確認できるため、誤った設定を防ぎ、訓練の効率化に貢献します。さらに、訓練のスケジュール設定時にも訓練内容のプレビューを表示するため、迷うことなく設定できます。
4. 訓練終了期間延長機能の追加
訓練のスケジュール設定後や訓練中に、意図しない理由により訓練終了期間(ステータスの記録時間)を延長したいケースがあります。今回のバージョンアップでは、訓練の設定後や訓練中に訓練終了期間を延長できる機能を追加しました。これにより、柔軟な訓練スケジュールに対応できるようになり、よりスムーズな運用が可能になります。
KIS MailMonの概要
KIS MailMonは、企業のセキュリティ意識向上を目的とした標的型攻撃メール訓練サービスです。従業員に疑似攻撃メールを送信することで、攻撃メールの見分け方や対処方法を学ぶことができます。KIS MailMonは、以下の特徴を持つことで、効果的なセキュリティ教育を実現します。
リアルな訓練シナリオ
多様な訓練形式
充実した分析機能
簡単な操作性
KIS MailMonの詳細はこちら:
https://www.kis-sec.co.jp/m-service
KIS Security株式会社について
KIS Security株式会社は、2021年4月に設立されたセキュリティ専門企業です。経験豊富なセキュリティ専門家が集結し、企業のサイバーセキュリティ対策を支援しています。KIS Securityは、多様化・変革し続ける社会に対して、信頼と安心のセキュリティソリューションを提供しています。
問い合わせ先
KIS Security株式会社 広報担当
問い合わせ先:
https://www.kis-sec.co.jp/contact
URL:
https://www.kis-sec.co.jp/