アートとテクノロジーの融合をテーマにしたイベントが開催
2024年10月25日から29日まで、宮城県仙台市にある「CROSS B PLUS」という施設にて、カシオ計算機株式会社と学校法人東北芸術工科大学によるアートイベント『東北の数・時・音』が開催されます。本イベントは、入場無料で多くの来場者を迎えることが期待されており、地域の文化や生活に深く結びついた作品が展示されます。
イベントの背景
カシオ計算機は創業以来、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、新たな価値を生み出す活動を続けています。特に、次世代のクリエイター育成に力を入れており、「CASIO Creative Challenge」なるプログラムを通じて、新しい表現や思考の可能性を探求しています。一方で、東北芸術工科大学は「藝術立国」を理念に掲げ,未来を切り拓く人材を育成することを目指しています。そのために、地域や企業との連携によって実践的な教育を行っています。
アート展示の内容
『東北の数・時・音』では、カシオが追求してきた「数・時・音」という普遍的なテーマと、芸工大の地域文化への深い探求が融合します。学生たちが創作したインスタレーションアートは、地域の特産品を用いた楽器や、花笠音頭をテーマにした映像作品など、多様な表現が展開されます。訪れるにあたっては、来場者が「数」のバランスを取るゲームや「音」を奏でるユニークな楽器の演奏を楽しむことができ、体験を通じて地域文化を感じることができます。
具体的なプログラム
毎日異なる時間帯で会場は開放され、初日の25日は17:00から22:00の予定です。また、26日から29日は昼間の時間帯も設定されているため、仕事帰りや休日に多くの人々が訪れることが期待されます。こちらは特に、地域住民やアートに興味のある人たちにとって、新たな文化体験の場となるでしょう。
まとめ
カシオと東北芸術工科大学のコラボレーションによる『東北の数・時・音』は、単なるアート展ではなく、地域とのつながりを重視した持続可能な価値の創造に向けた第一歩です。若手クリエイターは、アートを通じて新しいアイデアや表現を模索しつつ、地域の文化を深く理解する機会を得られます。今後の展開に期待が寄せられます。