ESRI国際コンファレンス2024の概要
2024年8月1日(木)に、内閣府経済社会総合研究所主催のESRI国際コンファレンスがハイブリッド形式で開催されます。このイベントのテーマは「Major Future Economic Challenges ~近未来の経済課題の克服に向けて~」であり、様々な専門家が集まり、世界が直面している経済的な課題について掘り下げて議論します。
コンファレンスのプログラム
このコンファレンスでは、午前のセッションから午後のパネルディスカッションに至るまで、多彩なプログラムが用意されています。
開会の挨拶
930から940の時間帯では、内閣府経済社会総合研究所の村山裕所長と特命担当大臣の新藤義孝氏が開会の挨拶を行います。彼らは、経済課題に対応する意義を強調し、参加者に対しての期待を寄せます。
基調講演
940から1030までの時間は、東京都日本経済研究センターの岩田一政理事長が基調講演を行います。このセッションでは、近未来の経済状況を見据えたさまざまな見解が紹介される予定です。
各セッションの詳細
- - セッション1: 気候変動対策 1045から1205まで行われ、カリフォルニア大学バークレー校のAlan Auerbach教授が議長を務めます。東京大学の松島斉教授による発表があり、討論者としてマサチューセッツ工科大学のCatherine Wolfram教授が参加します。
- - セッション2: 経済ナショナリズム 1330から1450で、シカゴ大学のAnil Kashyap教授が議長。ピーターソン国際経済研究所のAdam Posen氏が発表し、千葉大学の伊藤恵子教授が討論者として加わります。
- - セッション3: 国際的な人の移動 1505から1625、それをテーマにカリフォルニア大学デービス校のGiovanni Peri教授が発表します。後半には、国立社会保障・人口問題研究所の是川夕氏が討論を行います。
パネルディスカッション
1640から1800には、地理的経済的分断の時代における経済課題をどう対処するかをテーマにしたパネルディスカッションが予定されています。岩田一政教授が議長を務め、野村裕特別研究員や国際的な専門家がパネリストとして参加します。
閉会の挨拶
会の最後は1800から1805の間に村山裕所長が閉会の挨拶を行い、参加者に感謝の意を伝えます。
このコンファレンスは、グローバルな経済課題への理解を深める貴重な機会です。参加者はオンラインまたは対面での参加が可能で、多くの専門家の意見を直接聴くことができるため、非常に充実した内容となることでしょう。
今後も、経済社会総合研究所からの発表内容や議論の詳細は発表される予定ですので、ぜひご注目ください。