アセンテックが新たに発表したハイパーシンクライアント「Resalio Lynx 300 v7.0」
アセンテック株式会社(本社:東京都千代田区)は、テレワークの推進に伴うセキュリティの課題を解決する新型ハイパーシンクライアント「Resalio Lynx 300 v7.0」を発表しました。最新のインテルCoreプロセッサーに対応したこの製品は、リモート設定機能も備えており、2024年8月26日から出荷が開始される予定です。
テレワークと増大するリスク
近年、テレワークは急速に普及しましたが、それに伴いエンドポイントデバイスのランサムウェアやマルウェア感染、さらには情報漏洩のリスクも増大しています。アセンテックが提供する「Resalio Lynx」シリーズは、これらの危険からユーザーを守るために設計されています。このシステムでは、従来のPCをシンクライアントに変え、データを書き込むことを不可とする専用OSを利用します。これにより、エンドポイントの安全性が高まり、運用管理の負担が軽減されるのです。
新モデルの特長と機能
新型「Resalio Lynx 300 v7.0」では、ベースOSが最新のUbuntu 22.04にアップデートされ、インテルの第13および第14世代のCoreプロセッサーに対応することで、さらなる性能向上が図られています。また、設定情報のリモート更新機能や、chromium 120をベースにしたセキュアブラウザを搭載し、VDIアクセス、Web会議、SaaS利用、リモートPCアクセスを同時に行えるようになっています。
さらに、ZoomやWebex向けの最適化プラグイン、AWSやAzureのVPN対応、そしてホテルや空港等でのWi-Fi認証を簡素化する機能も備えています。これにより、ユーザーはより安全かつ快適にテレワークを実施できる環境が整いました。
利用料金と導入の容易さ
「Resalio Lynx 300 v7.0」の年額利用料金は税別5,100円で、初期費用は4,300円(USBデバイス費用含む)となります。初回購入は10アカウント単位、追加購入は1アカウント単位から可能です。テスト運用を希望する方には、1カ月間の無料トライアルも提供されており、評価用機器が貸し出されます。
企業の取り組みと今後の展望
アセンテックでは、仮想デスクトップおよびSaaS利用に伴うエンドポイントのセキュリティ課題を解決するための製品開発を進めています。今後も、「Resalio Lynx」シリーズを通じて、より多くの企業に対して安全で効率的なテレワーク環境を提供できるよう努めていく所存です。
また、アセンテックはESGへの取り組みを強化しており、持続可能な社会の実現にも寄与することを目指しています。テレワークの普及はもとより、幅広い業界での安全性向上に向けた活動が期待されます。
詳細な情報やお申し込みについては、アセンテックの公式ウェブサイトをご参照ください。