橋本組が新機能「GEMBA Talk」で施工管理を革新
株式会社橋本組は、デジタル化を推進するために、MetaMoJiの施工管理アプリ「eYACHO」を導入し、新たに追加された「GEMBA Talk」機能を活用しています。このアプリは、リアルタイムに現場情報を共有できるシステムであり、ワンクリックでビデオ通話を開始できる機能が加わったことで、現場の状況を映像と音声でより具体的に把握することが可能になりました。
特に建設業界では人材確保や高齢化が問題視されており、橋本組はこれらの課題を克服するため、働き方改革を促進しています。ドローンの導入やタブレット端末の支給、そして社内フリーアドレス制の導入により、業務の効率化を図り、ペーパーレス化も実現しました。
遠隔相談の新しい手段
建設現場では、事務所と現場の間や同じ現場内でも地上と上層階など、移動に時間を要する場合が多々あります。従来の電話やテレビ電話に代わって、今ではWeb会議システムが普及していますが、設定が面倒という難点もありました。これに対して橋本組は、「GEMBA Talk」で簡単に遠隔地同士を結び、手元のタブレットを通じてリアルタイムで情報を共有できる環境を整えました。これにより、施工の品質向上とともに、現場の負担も軽減され、働く人々の労働時間の短縮にも寄与しています。
DX推進の目的と影響
橋本組は「トリプル1000」というスローガンを掲げており、社員の平均年収を1,000万円にし、年間1,000億円の売上を確保し、それを支える1,000人の技術者を育てることを目指しています。この目標に向けて、DXを通じた業務や組織の改革にも注力しており、特に新卒採用を強化しています。MetaMoJiはその技術を提供し、橋本組のさらなる成長を支援しています。
eYACHOの機能と効果
「eYACHO」とは、MetaMoJiが開発したデジタル野帳であり、建設業界の現場に特化した便利な機能が搭載されています。手書きや写真、さらには図面や資料のペーパーレス化を実現し、日報や検査帳票の電子化も可能にしています。実際、多くのユーザーの声を反映し、業務効率の向上に寄与するために進化を遂げています。
新機能「GEMBA Talk」は、現場と事務所間の移動を必要とせず、迅速に状況を把握できるビデオ通話機能です。この機能により、移動時間の短縮だけではなく、リアルタイムでの判断の速さも向上します。
未来への展望
株式会社MetaMoJiは、先進的なICTを活用し、企業向け、教育機関向け、個人向けのアプリケーションを開発しています。その活動は、協働を支え、働き方改革や職場の安全性向上に貢献するものです。今後も、橋本組とともにさらなる技術の向上を目指し、効率的で安全な建設現場の実現を推進していくことでしょう。これにより、施工管理がさらに進化し、業界全体の生産性向上に寄与することが期待されます。
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