佐藤圭史の新プロジェクト
2022-10-30 21:53:12

南アフリカ初の日本人ワイン醸造家、佐藤圭史が新たな挑戦へ

南アフリカ初の日本人ワイン醸造家、佐藤圭史の挑戦



南アフリカにてワイン醸造を行っている佐藤圭史氏が新たなプロジェクトをスタートしました。彼はこれまでも約15年間にわたり、ワインと食文化の世界に参加してきました。特に渋谷神泉においてワインビストロを7年間経営していた中で、ワインの素晴らしさと生産者の情熱をより広く伝えたいという想いが芽生え、ここ南アフリカの美しいスワートランドでのワイン醸造に挑むことを決意しました。

この地域は、アフリカ大陸の最南端に位置し、豊かな自然環境が育まれる場所です。大西洋とインド洋に囲まれた四季の中で、90%以上のワイン産地が世界自然遺産に指定されており、サステイナブルな農業基準に基づいたブドウ栽培が実践されています。

歴史あるワイン産地


南アフリカのワイン醸造は、すでに360年以上の歴史を持ち、その中でも特に酸化防止剤の使用基準が厳しいことで知られています。1973年には、ヨーロッパ以外の地域として初めて厳格な原産地統制制度(ワイン法)を導入し、世界のワイン業界におけるその存在感を高めています。

2017年からは、佐藤氏自身が手がけるワインの醸造を行うようになり、初年度はわずか1,000本からのスタートでした。その後、数年をかけてペースを増やし、2,000本、4,000本と増えていく様子は、彼の努力と情熱の証です。しかし、2020年に訪れた新型コロナウイルスのパンデミックは、大きな試練となりました。南アフリカ渡航中にロックダウンに遭遇し、半年以上の滞在を余儀なくされるなど、試練の連続でした。

5周年を迎えたワインのリリース


そのような苦境を乗り越え、いよいよ今年は5周年を迎えます。この記念すべき年には、「Cape White Blend」と題した限定ワインを10,000本リリースします。これは、彼が目指してきたプロジェクトの第一歩でもあり、将来的には自分の畑でワイナリーを持つという夢を現実に近づけるための新たな挑戦です。このプロジェクトには、複数のブドウ畑との契約を目指したクラウドファンディングも行う予定です。

製品情報とリターン


リターン内容には、佐藤氏が心を込めて作ったCageワインのフラッグシップである白ワイン【シュナン・ブラン】や、赤ワイン【グルナッシュ】が含まれ、さらに、2021年ヴィンテージの3本セットも用意されます。これらのワインには特別にデザインされたラベルが付けられており、5周年を記念した内容になっています。

また、購入者には佐藤氏からの感謝を込めたサンクスレターや、南アフリカでの最新の収穫報告冊子も届けられる予定です。

佐藤圭史の経歴と実績


佐藤氏はサッカーに青春を捧げた後、オレゴン大学でジャーナリズムを学びました。彼はその後、日産自動車やメディア業界を経て、2009年には渋谷でオレゴンワイン専門店「Soyokaze」を開店しました。多様な経験を経て、2016年の南アフリカ訪問を機に、ワイン造りの決意を固めました。以来、毎年南アフリカでのワイン醸造を続けており、その成果はワインガイドや雑誌でも高く評価されています。

南アフリカのテロワールを生かしたワインづくりが進む中、佐藤氏の新たな挑戦から目が離せません。今後の彼の活動に期待が寄せられています。詳しいプロジェクト情報は、こちらのリンクから確認できます。

会社情報

会社名
Cage Wine
住所
電話番号
080-5545-8280

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Wiki3: 南アフリカワイン Cage Wine 佐藤圭史

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