車内暑さ対策調査
2011-06-20 12:46:51
子どもの熱中症防止に向けた車内暑さ対策の重要性と意識調査の結果
住友スリーエムが行った子どもを持つ親の意識調査
住友スリーエム株式会社は、子どもを持つ親の車内における暑さ対策についての調査を実施しました。この調査は、特に熱中症のリスクが高まる梅雨の時期を前に行われ、親たちがどのように車内の暑さに対処しているかに焦点を当てています。調査対象となったのは、乳幼児を持ち、週に一回以上車を運転する男女計400人です。調査は2011年5月18日から19日の2日間にわたって行われました。
調査結果の概要
調査の結果、約80%の母親が子どもを熱中症から守るために、車内の温度が上昇しないよう対策を講じる必要があると認識しています。しかし、その一方で、温度上昇を引き起こす要因の一つである「赤外線」については、60%以上の母親がその影響を正しく理解していないという事実が明らかになりました。これは、親たちがより具体的な対策を講じるためには、赤外線に関する正しい情報を持つことが重要であることを示しています。
また、夏季には98%の母親が子どもの熱中症を心配している一方で、気温が上昇し始める春にはその意識が60%にとどまっていることも分かりました。このデータは、親たちが温暖な季節を迎える前から熱中症のリスクを認識し、対策を講じることが重要であることを示唆しています。
車内対策の重要性
車内は、特に天候が暑い時期になると急速に温度が上昇します。これは赤外線の影響を受けることが大きく、車の窓からの日差しが直射することで、車内の温度は外気温よりも高くなることがあります。子どもは大人に比べて体温調整が不十分なため、早急に車内の温度を下げることが求められます。そこで、親たちはサンシェードの使用や、定期的に窓を開けるなどの対策が重要になってきます。
意識改革への取り組み
住友スリーエムは、こうした調査結果をもとに製品開発や情報提供を行い、親たちが子どもを熱中症から守るためのサポートに努めています。今後は、赤外線についての理解を深めるための啓発活動や、具体的な対策方法の紹介を強化していく方向です。
結論
子どもを持つ親の意識は高まっていますが、まだまだ理解が不足している部分もあります。熱中症対策は、車内環境を快適に保つために欠かせません。指導や情報提供を通じて、更なる意識の向上が求められる時代となっています。
この調査結果についての詳しい情報は、住友スリーエムのプレスリリースを是非ご確認ください。
会社情報
- 会社名
-
住友スリーエム株式会社
- 住所
- 東京都世田谷区玉川台2丁目33番1号
- 電話番号
-