株式会社SomuriXが進める無形商材の管理DX
株式会社SomuriX(本社:福岡県福岡市、代表取締役:服部裕也)は、無形商材を扱う業界のための「販売管理DX」ソリューションの提供を本格化させました。この新しい取り組みは、特にIT・広告・人材紹介業などのサービス業に特化しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しすることを目指しています。
無形商材が抱える管理課題
無形商材を取り扱う企業では、物理的な在庫が存在しない分、契約内容や請求時期が顧客ごとに異なるため、管理が非常に複雑です。多くの中小企業はスプレッドシートやExcelで契約管理を行っており、請求漏れや金額の誤り、契約更新の失念といった問題に悩まされています。また、各プロジェクトの収支状況が見えにくく、経営判断が難しい状況が続いています。
SomuriXのソリューションのポイント
SomuriXは、これらの課題を解決するために「楽楽販売」というクラウド販売管理システムのカスタマイズを強化し、以下の機能を提供します。
1. 定期請求の完全自動化
顧客ごとに異なる請求サイクルを自動化し、月々の請求データの作成を効率化。経理業務の負担を大幅に軽減します。
2. 契約情報のデータベース化と通知機能
契約に関する情報を一元管理し、更新時期が近づくと担当者に自動的に通知。これにより、契約の失念を防ぎ、ビジネスチャンスを逃しません。
3. 案件別の収支可視化
案件毎に売上や原価を結びつけ、リアルタイムで収益を可視化。これにより、企業は適切な経営判断が可能になります。
導入事例の紹介
SomuriXが導入支援を行った企業では、業務効率化が実現し、請求書発行に要する時間が約70%削減されました。また、手作業による請求漏れもゼロになり、契約更新アラートの活用で売上機会を最大化しています。さらにExcelを使った属人化された管理体制を標準化し、誰でも管理可能な体制を整えました。
未来への展望
SomuriXは「ITを活用し、挑戦する人に伴走しながら、自由な発想で成長を支える」という理念の下、営業支援システム(SFA)や会計ソフトとのAPI連携を強化していく計画です。受注から会計までを一貫して行える環境を整え、より一層の業務効率化を図ります。
代表取締役・服部 裕也氏のコメント
服部氏は、「無形商材のビジネスには柔軟な契約形態が多いため、管理が属人的になりやすい。この課題を解決するために、現場と密接に連携し、丁寧にシステム構築を行っていく」と述べています。
会社概要
株式会社SomuriXは、「現場実装」と「運用定着」にこだわり、業務のさらなる効率化を目指すDX推進企業です。手がけるDX推進事業やキャリア支援事業は、現場の実情に寄り添ったサービス提供を意識しています。所在地は福岡県福岡市博多区。詳細な情報は公式サイト(
SomuriX)をご覧ください。