横浜市戸塚区における土地取得について
2025年7月24日、当社は大和ハウス工業株式会社から横浜市戸塚区の土地を取得することを発表しました。これが累計で16件目の取引となります。土地の面積は約10,611㎡で、取得総額は30億円以上です。この取引は、大和ハウスとの長年にわたる関係構築の証でもあります。
1. 取得への道のり
今回取得した土地は、戸塚区に位置する転用性の高い土地で、過去10年間にシェアしてきた関係の中でしっかりとした信頼が築かれてきました。大和ハウスからの評価も高く、当社の「安定地主」としての実績、そして多様なテナントとの取り組みが評価され、この土地取引が実現しました。
さらに、この土地に関し商業テナントとの定期借地権設置予約契約を締結済みであり、今後の展開が期待されます。これまでの取引の積み重ねが重要な役割を果たしました。
2. 近年の建築費の動向
最近、建築費の上昇が著しく、人件費や資材価格の高騰に影響を受けております。このため、事業会社は新たな拠点開設において初期投資の負担が増える状況です。不動産デベロッパーも開発プロジェクトの見直しを進める中で、土地の売却の流れが見受けられます。そんな中でも、当社の「JINUSHIビジネス」モデルが注目されています。
当社は土地のみに投資し、建物を持たないモデルを採用することで、初期投資を大幅に抑制可能です。このように、当社は競合でもないため、他の不動産デベロッパーから土地の売却事例が増加しております。
建築費の上昇は逆に新たな仕入れの機会とも捉え、今後も積極的な拡大を目指します。
3. 取得した土地の特徴
今回の取得土地は、JR東海道線や湘南新宿ラインへのアクセスが良好で、戸塚駅や藤沢駅にアクセス可能な立地です。また、国道1号線にも近接していて、商業用地としてのニーズが高まりつつあります。生活利便性の高い住宅地に位置していることから、今後の活用が期待されます。
所在地
神奈川県横浜市戸塚区東俣野町
土地面積
10,611㎡
4. 大和ハウス工業について
大和ハウス工業は、1955年に設立され、建築の工業化を企業の理念としています。戸建住宅を核とし、賃貸住宅や商業施設、医療・介護施設など多様な分野で事業を展開しています。これまでの取引実績からも、両社の緊密なリレーションが伺えます。
大和ハウス工業のコメントによれば、当社との事業面での親和性が高く、今後も協業を進めていく意向が示されています。私たちの41年にわたる信頼関係は、今後の成長の基盤となることでしょう。
5. 今後のスケジュール
今回の土地取得に関する売買契約は2025年7月24日に締結される予定で、決済及び取得は同年10月を見込んでいます。これからも、当社は引き続き成長を目指し、新たな挑戦を続けてまいります。