ぐんぐん、ベネッセとの資本業務提携で英会話教育の新境地へ
株式会社ぐんぐんが、昨今の英語教育の重要性を背景に、株式会社ベネッセホールディングスとの資本業務提携を発表しました。この提携により、ぐんぐんは300億円を超える資金を調達し、さらなるシステム強化や教育サービスの拡充を目指します。
提携の背景
ぐんぐんは2009年からフィリピンで「講師センター特化型オンライン英会話」を展開し、独自の教育モデルを提案してきました。この間、学校教育におけるスピーキングレッスンのニーズが急増しており、特に2020年度から導入される大学入学共通テストにおいて英語の4技能を測る外部資格検定の利用が見込まれています。これに合わせ、ぐんぐんはベネッセとの協業により、高品質のカリキュラムを共同開発し、学校現場との連携を強化することを決定しました。
期待される教育効果
この業務提携により、ぐんぐんは全国の小中高校生に対して質の高い英会話レッスンを提供できる体制を整えます。特に、フィリピン人講師によるレッスンは、語学習得において効果的なコミュニケーションの場を提供し、「英語を話す」機会を増やすことで、学生の英語能力向上が期待されます。既に、ぐんぐんは2015年度からベネッセとの協業で「Online Speaking Training」を全国の学校へ提供しており、導入校数や受講生徒数は着実に増加しています。
新しいレッスン展開
ぐんぐんは、今後新規の講師センターをフィリピンに増設し、講師を増員することで、さらなるレッスン拡充を図ります。この取り組みは、東京都教育委員会との共同プロジェクトでも着実に進められており、ICTを活用したスピーキング力向上のために都立高校へのレッスンが提供されています。
また、ベネッセの通信教育サービス「進研ゼミ」においても、今後独自のレッスンプランを展開する計画があります。これにより、スポットでの英会話授業だけでなく、長期的な学習プランとして位置付けられ、学生一人一人のニーズに応じた教育が可能になります。
まとめ
株式会社ぐんぐんとベネッセホールディングスの資本業務提携は、これまでのオンライン英会話教育を進化させる契機となります。質の高い教育を提供し続けることで、日本国内の英語教育市場に更なる革新をもたらし、学生たちのグローバルな視野を広げる一助となることでしょう。今後の展開から目が離せません。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ぐんぐん
- - 代表者: 代表取締役谷口友洋
- - 所在地: 東京都港区北青山1-3-3三橋ビル4F
- - 設立: 2009年6月
- - URL: 公式サイト
- - 現地コールセンター: フィリピン、マニラ及びクラークの3拠点
英会話教育の未来を見据えたこの新たな動きに、期待が高まります。