南アジアの学生と学ぶ、日本の環境政策
2021年3月13日、対日理解促進交流プログラム「JENESYS2020」の一環として、南アジア8か国の高校生や大学生を対象にしたオンラインウェビナーが開催されます。このプログラムは、外務省が推進する国際交流事業であり、特にSAARC(南アジア地域協力連合)加盟国に焦点を当てています。
ウェビナーの概要
本ウェビナーでは、環境省水・大気環境局から専門家が講義を行い、「日本における環境政策~高度経済成長に伴う公害とその克服~」というテーマで日本の環境問題とその解決策について詳細に説明します。リモート形式での参加となり、Zoomを利用した講義と質疑応答の時間が設けられます。
対象国と参加者
参加者は、アフガニスタン、インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブの高校生、大学生、大学院生です。英語が共通言語として使用され、各国の学生が環境政策についての理解を深める貴重な機会となります。
プログラムの背景
「JENESYS2020」は、日本とアジア大洋州地域との間での関係を深化させ、若者の人材交流を通じて対日理解を促進することを目的に始まりました。このプログラムでは、日本の政治、経済、文化、外交に対する理解を深めるための各種イベントや講義が実施されてきました。特に、未来のリーダーとなる若者たちに日本の魅力や外交姿勢を伝え、積極的に情報を発信してもらうことで、対外へのアプローチを強化することが求められています。
コロナ禍の影響と今後の展望
新型コロナウイルスの影響で国際的な移動が制約されている状況ではありますが、ウェビナー形式によって多くの学生が参加可能になります。また、将来的には参加者の訪日を検討しており、直接的な交流によって一層の理解が深まることが期待されています。
日本における環境政策に関する知識を共有するこのウェビナーは、南アジアの学生たちにとって、日本との距離を縮める絶好の機会といえるでしょう。これを機に、彼らが日本に興味を持ち、将来的に両国間の架け橋となる人材に成長することを願っています。
お問い合わせ情報
本ウェビナーに関する詳細な情報やご質問は、一般財団法人日本国際協力センターの公式ウェブサイトを通じてお問い合わせできます。公式フォームはこちら:
日本国際協力センター お問い合わせフォーム