島根県大田市温泉津港が「みなとオアシス」に登録!歴史と伝統文化が香るコンパクトポートタウン

国土交通省港湾局は、島根県大田市の温泉津港岸壁、温泉津温泉街等を、令和6年8月10日に「みなとオアシス # 湧くで温泉津」として登録することを発表しました。

「みなとオアシス」とは、港湾地域の魅力を高め、地域住民の交流促進や観光客誘致を図ることを目的とした国土交通省の登録制度です。

温泉津港は、世界遺産「石見銀山遺跡」の銀の積出港として栄え、銀山への物資供給の町として発展しました。また、温泉街としても賑わっていた歴史があり、現在もその面影を残す街並みを多くの人が訪れています。

代表施設である「温泉津観光案内所(ゆう・ゆう館)」は、温泉津温泉街の玄関口に位置し、観光客への情報提供や地域住民の交流拠点として機能しています。

「みなとオアシス#湧くで温泉津」では、温泉津温泉街の伝統文化や歴史を活かした様々なイベントが開催されています。

例えば、街並みにある龍御前神社では毎週土曜日夜神楽が、春と秋にはやきものの里で日本最大級の登り窯に火を入れる「やきもの祭り」が開催されます。その他にも、旧車ミーティング、トレイルランニング、温泉津温泉夏祭り、グルメフォンドなど、年間を通して様々なイベントが開催され、地域住民の交流促進や観光客誘致に貢献しています。

国土交通省は、「みなとオアシス#湧くで温泉津」が、歴史と伝統文化が楽しめるコンパクトポートタウンとして、地域活性化に貢献すると期待しています。

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