医療機関のセキュリティ強化を目的とした再放送ウェビナー
2025年9月9日に開催されたセミナーの再放送が決定し、多くのリクエストに応じた形でお届けします。本ウェビナーでは、「医療機関が狙われる時代」において、見過ごされがちな“把握できていない機器”がもたらすサイバーセキュリティの脅威について詳しく解説します。
サイバーセキュリティの重要性
医療DXの進展に伴い、医療機関のセキュリティ対策はますます重要になっています。厚生労働省は、医療機関におけるサイバー攻撃防止策を強化するため、2023年度から新たなガイドラインとともに「チェックリスト」を公開しました。このチェックリストでは、全ての接続機器の把握や適切なネットワーク管理が求められています。
現場ではVPN機器や一時接続端末、あるいはポータブルデバイスなどが見落とされがちであり、これらがセキュリティリスクとなる可能性が高いことを踏まえ、実効性のある対策が急務です。
現状の問題
多くの医療機関では、資産管理は目視や自己申告に依存し、実際にネットワークに接続されている端末や機器を正確に把握できていない事例が多々あります。厚労省のチェックリストが形骸化すると、VPN装置の脆弱性や未許可端末の存在が見逃され、結果としてランサムウェアやその他の攻撃を引き起こすリスクが増加します。
特に、「つながっているが見えていない機器」が大きな脆弱性となっており、医療機関はこの現実を直視し、適切な対策を講じる必要があります。
セミナーの内容
本セミナーでは、医療機関が直面するサイバー脅威に対するセキュリティ対策の一環として、「端末・ネットワーク機器の把握と制御」に焦点を当てます。具体的には、iNetSec SFを用いた実践的なアプローチを提案し、厚労省チェックリストに基づく対策を解説します。
iNetSec SFは、エージェントレスで院内ネットワーク上の全端末を自動検出し、未許可の端末やスイッチ、ルーター、医療機器、監視カメラなどの可視化・遮断が可能です。また、資産台帳に登載されないシャドーITや一時接続機器を発見する能力を持ち、現場のリーダーシップを活かしながら実効性のある対策を迅速に講じることができます。
更に、ネットワークの挙動を監視する機能により、ランサムウェア感染の兆候を早期にキャッチし、自動で隔離する手段も用意されています。具体的な導入事例を交えながら、実際に医療機関における「院内ネットワークの全面可視化」やその防御策について詳しく説明します。
参加方法
この機会に、医療セキュリティにおける重要な知識と対策を学びましょう。詳細や参加の申し込みは、下記リンクからアクセスしてください。次世代の医療の安全を守るため、皆様のご参加をお待ちしております。
主催: 株式会社PFU
協力: 株式会社オープンソース活用研究所, マジセミ株式会社
マジセミは今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催予定です。過去セミナーの資料や申し込み中のセミナー情報は、公式サイトでご確認ください。