通信技術の進化に伴い、IoT(Internet of Things)の需要はますます高まっています。2024年12月11日から13日まで、東京ビッグサイトで行われる「第7回スマートハウス EXPO」に、世界的な低消費電力ワイヤレス接続技術のリーダー、Nordic Semiconductorが出展します。このイベントでは、同社が誇る最新のCellular IoTおよびMatterに関するソリューションが展示されるほか、出展社セミナーも開催される予定です。ブース番号は3-5です。
Nordicの展示予定技術
Nordicは、多様なIoTアプリケーション向けに特化した数種の技術を出展します。まず注目すべきは、nRF9151。この小型モデムは、低消費電力ながらも高性能のLTE-M/NB-IoTおよびDECT NR+をサポートしており、開発者に対して最高のパフォーマンスと通信識別性を提供します。また、独自の電源管理ICであるnPM1300は、Bluetooth Low Energyデバイスの設計を大幅に簡易化し、効率的なバッテリ運用を実現します。
更に、nRF54H20およびnRF54L15は、それぞれ革新的なマルチプロトコルSoCです。この二つは、発展したセキュリティ機能と大容量のメモリを持ち、最新のBluetooth 5.4テクノロジーに対応しています。それぞれのSoCは、特別に設計された機能セットを持ち、IoT製品の開発を加速させることが期待されています。
出展社セミナーの詳細
Nordicはまた、出展社セミナー「Nordicが提供するMatter Solution」を12月13日の15:00から15:45に開催します。このセミナーでは、NordicがMatterプロジェクトに関与してきた経緯や、同社が提供する信頼性の高いソリューションについて説明される予定です。講演者は、ノルディック・セミコンダクター株式会社のセールス&マーケティング部門から小林紀之氏が登壇します。
セミナーへの参加登録は、事前に来場登録を行った後、指定のフォームから申し込みが可能です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
Nordicについて
Nordic Semiconductorは、1983年に設立されたノルウェーのファブレス半導体企業です。モノのインターネット用のワイヤレス通信技術に特化し、Bluetooth Low EnergyやセルラーIoT向け技術で業界の先端をいっています。今日、同社の高性能なソリューションは、ゲーム、フィットネス、スマート家電など、さまざまな分野で利用されています。
Nordicが提供する革新的なソリューションにより、デベロッパーはRF技術の複雑さから解放され、より簡単にIoT製品の開発が可能となります。これにより、市場での競争力を高め、独自のアイデアを具現化することができるのです。イベントへの参加を通じて、新しい時代のIoT技術に触れる絶好の機会です。