親子自然体験プロジェクト
2022-04-27 23:47:34

新しい生活様式での親子自然体験推進プロジェクトの実施報告

親子自然体験推進プロジェクトの報告



コロナ禍における新しい生活様式を背景に、「親子の自然体験」を促進するプロジェクトが実施されました。この取り組みでは、特にテレワークを導入している保護者を対象にした調査が行われ、親子の自然体験における現状を把握することを目指しました。

アンケート調査の概要



2021年7月14日から8月19日の間、東京都、神奈川県、大阪府、福岡県に住む、3歳から小学校6年生までの子どもを持つ合計535名の保護者を対象にアンケートが実施されました。この調査では、在宅勤務が親子の自然体験に与える影響を探りましたが、結果は意外にも親子の自然体験の頻度が減少していることを示しました。特に、在宅勤務をほぼ100%行う家庭では、自然体験の機会がないことが分かりました。

このことから、働きすぎや、在宅勤務であるために子どもとの遊びが逆に減っている可能性が考えられます。

プログラムの実施



10月9日には、東京都、神奈川県、大阪府、福岡県から参加した10家族を対象に、オンラインとオフラインを組み合わせた「自然体験型環境教育」プログラムが開催されました。このプログラムは、国際竹とんぼ協会の協力の下、親子で楽しみながら環境教育が学べる内容となっています。

調査結果の考察



調査の結果、自然体験への希望が高いものの、約49%の親が「自然の中での遊び方が分からない」という悩みを抱えていることが分かりました。親たちは、特に自然が豊かな場所での体験を望む一方で、自宅近くでできる簡単な自然体験も求めています。このことは、親の自然体験に対するニーズが多様であることを示しています。

また、92%の親が親子の自然体験を増やしたいと考えており、自然体験を通じて成長を期待する意識が伺えます。一方で、環境教育プログラムに対する経済的評価が低いことは、今後の課題として浮き彫りになりました。

新しい育成方針の必要性



さらに、子どもに求める成長の要素として「好奇心・探求心」「感性・感受性」が上位に挙げられており、以前行われた調査とは意識の変化が見受けられます。新型コロナウイルスによる生活様式の変化が、親子の意識や行動にさらなる影響を与えていると考えられます。

まとめ



プロジェクトを通じて、子どもたちの発達に自然とのふれあいがいかに重要かを再認識しました。新しい社会での「新しい子どもの環境教育」が求められる中で、今後も多くのサポートが必要です。NPO法人森の学校としては、今後も多様な生命が共に存在し続けられる社会の実現を目指し、環境教育の重要性を広めていきたいと考えています。皆様の協力と理解をお願い申し上げます。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 森の学校
住所
東京都中央区銀座七丁目18-13-203
電話番号
03-5565-1144

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