国際色豊かな2024年度グロービス英語MBAプログラム入学式
東京の千代田区に位置するグロービス経営大学院では、9月8日に2024年度の英語MBAプログラムの入学式が盛大に執り行われました。この年度のプログラムには、パートタイム&オンラインMBAに70名、全日制フルタイムMBAに46名、合計116名の生徒が参加し、なんと30カ国からの学生が集うという、これまでにない多様性を持った新しい学びの場が誕生しました。
多様なバックグラウンドを持つ学生たち
入学した116名の学生は、各々が異なる文化背景と視点を持つ国々からきています。パートタイム&オンラインプログラムには、バングラデシュ、中国、エチオピア、フランス、香港、インド、日本、大韓民国、ミャンマー、フィリピン、ポーランド、スウェーデン、ウクライナ、イギリス、アメリカ、ベトナムなどの国々からの参加者が含まれています。一方、全日制フルタイムプログラムには、カナダ、チリ、中国、コロンビア、フランス、ギリシャ、マレーシア、インド、イタリア、モンゴル、ナイジェリア、フィリピン、南アフリカ、スイス、タイ、アメリカなど20カ国が含まれています。
このプログラムは、グロービスの海外拠点であるタイ、米国、そして新たに開設されたフィリピンからの学生も迎え入れました。彼らは異なるバックグラウンドを持ちながら、共通の目標を持って学び始めています。
学長の激励の言葉
式典では、グロービス経営大学院の学長である堀義人氏が言葉を述べました。彼は入学者に対して「失敗を恐れず挑戦し続けることで、社会に新たな価値を生み出し、それが自身にも還元されるのです」と語り、リスクを取ることの重要性を強調しました。この言葉は多くの新入生にとって、自らの挑戦を後押しする力強いメッセージとなったことでしょう。
入学者の声
また、入学者代表として3名の学生がスピーチを行いました。フィリピンから参加のHannah Therese Enriquez氏は、グロービスのコミュニティのポジティブな影響を期待しており、仲間と共に成長することを楽しみにしていると述べました。
次にスウェーデン出身のKarl Henrik Falk氏は、単科生としての経験を振り返りながら、グロービスが自身の目標達成にどれだけ寄与するかを語りました。彼は「知識を得るだけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力を向上させることにも期待しています」と訴えました。
最後に日本出身の大西由美子氏は、異なる背景を持ちながらも、お互いの学びと成長を目指している点では共通していると強調しました。「実践的な知識を得て、ネットワークを広げ、夢を追い求めたいと願っています」と話し、学生同士のつながりの大切さを示しました。
学びのスタイル
グロービス経営大学院では、革新的なカリキュラムが組まれており、特に「テクノベート*科目」が注目されています。この科目は、テクノロジーとイノベーションを結びつけることを目的としており、特にビジネスが急速に変化している現代において、重要なスキルとされています。また、多くの企業と提携しているコーポレート・メンターシップ・プログラムを通じて、実際のビジネス現場での貴重な経験も提供されています。これによって、学生たちは理論だけでなく、実践的な知識を身に付けることができるのです。
今後の展望
グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育てることを目指して継続的に努力していきます。2024年には、英語MBAプログラムがさらなる発展を遂げ、多様な国籍を持つ学生たちが集まる国際的な学びの場として成長し続けるでしょう。これが、新たな時代のリーダーシップを育む一翼を担うことが期待されています。
*テクノベート:テクノロジーとイノベーションを統合した新しいビジネス教育の枠組み