「かくれうなぎ」とは
2018-04-17 15:19:24

故はらたいら氏が愛した「かくれうなぎ」とは?川八の魅力

川八の愛されるメニュー「かくれうなぎ」



1976年に南伊豆で開業した川八は、地元の方々に長年愛されてきた鰻料理の専門店です。その中でも特に人気を誇るメニューが「かくれうなぎ」になります。このメニューの名前の由来は、17年前に訪れた有名な漫画家、故はらたいら氏からつけていただいたものです。当初は「2段重ねの鰻重」として提供していたものが、彼の絶賛を受けて命名されることになりました。

はら氏は伊豆高原にアトリエを持っており、そこからのご縁で川八にも何度も足を運ばれました。その際のエッセーでの紹介をきっかけに、「かくれうなぎ」は南伊豆の名物として全国的に知られるようになりました。自店の誇る鰻は、千葉県のもがみから仕入れた新鮮な活鰻で、独自の調理法により、身の臭みを抑えつつ、食材の良さを最大限に引き出しています。

また、身や肝を水素水で蒸すことで、鰻特有の旨みを余すことなく味わうことができる工夫が施されています。これにより、鰻本来の濃厚な味わいを楽しむことができるのです。

新たに取り扱い開始した「男の辛口たいら純米酒」



今回、川八では「男の辛口たいら純米酒」の取り扱いを開始しました。これは、平成27年に放送されたNHKの「サラメシ」において、はら夫人が川八を紹介したことがきっかけとなっています。この番組内でのエピソードが、故人との交流の再開を導くことになりました。

この純米酒は、高知県で作られたもので、特徴的な淡麗辛口の味わいが楽しめます。ラベルには、はら氏のユーモアが凝縮された一コマ漫画が添えられており、氏の禁酒のエピソードを描いています。この一杯を飲むことで、彼の笑顔を思い出すことができるような、心温まる品々です。価格は4合瓶が1,300円、1升瓶が2,300円(税別)となっています。

はらたいら氏との運命的な出会い



川八が現在の形になるには、はらたいら氏との出会いが大きな役割を果たしました。あれから12年が経ちましたが、その影響は今なお続いています。これを機に、もっと多くの方に「かくれうなぎ」の魅力や、はら氏の功績を知っていただきたいと思います。

2017年11月には法人化を果たし、鰻専門店としての信頼と人気を築いています。今後も、こだわりの料理を通じてお客様にご満足いただけるよう、一層の努力を重ねていくことでしょう。

川八の店舗は静岡県賀茂郡南伊豆町湊376-4に位置しており、興味のある方はぜひ一度訪れてみてください。

川八の公式サイト

会社情報

会社名
株式会社川八
住所
静岡県賀茂郡南伊豆町湊376-4
電話番号
0558-62-2215

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