株式会社kubell、業務提携と完全子会社化の決定
最近、株式会社kubellは重要な決定を発表しました。それは、同社がスターティアレイズ株式会社から株式を譲り受け、関連会社である株式会社kubellストレージを完全子会社化するというものです。この決定は、2025年12月19日に開催された取締役会で承認されました。さらに、kubellはスターティアホールディングスグループと業務提携を結ぶことも併せて発表し、これにより中堅・中小企業市場における顧客基盤の拡大とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指しています。
株式取得の背景と目的
kubellは「働くをもっと楽しく、創造的に」という理念のもと、スターティアレイズとの協力関係を築いてきました。2021年には、スターティアレイズのクラウドストレージ事業を分社化し、kubellストレージを設立。このようにして、事業基盤を強化してきました。さらに、2023年からは「タクシタ(Chatworkアシスタント)」という新たなサービスを提供開始し、AIなどの先端技術を活用してお客様のDXを実現するビジネスモデル「BPaaS(Business Process as a Service)」を展開しています。
kubellグループは、進化し続ける事業環境に対応するため、kubellストレージを完全子会社化することの意義を強調しています。この新たな体制により、より迅速な意思決定と柔軟な投資判断が可能になると期待されています。
業務提携の意義
業務提携の主な目的は、両者の強みを活かし、中堅・中小企業に対するBPaaSの普及を推進することです。具体的には、kubellの持つビジネスチャット機能などの強力な顧客接点と、スターティアホールディングスグループが保有するITインフラの顧客基盤、そして業務特化型SaaSの充実したラインナップを融合させ、中小企業の経営課題を解決する新たなシナジーを生み出すことを目指しています。
この連携により、中堅・中小企業のニーズに応え、より包括的なサービスを提供することが可能となります。両社は協力し合って、顧客基盤の拡大とBPaaS領域での市場シェアのさらなる増加に向け、力を尽くす所存です。
スターティアホールディングスグループとは
スターティアホールディングスグループは、中小企業向けのDXソリューションを提供する企業で、デジタル技術やサービスを「分かりやすく寄り添って」提供することをモットーとしています。同グループには、デジタルマーケティングに特化したクラウドサーカス株式会社も含まれており、幅広いビジネス支援を展開しています。
詳しい情報は、各社のコーポレートサイトを確認することができます。株式会社kubellは、ビジネスチャット業界のリーダーとして、引き続き進化し続ける取り組みを行っていくでしょう。そして、スターティアホールディングスとの新たなパートナーシップは、中堅・中小企業への手厚いサポートに繋がると考えられます。
今後の展開に大いに期待が寄せられるこのプロジェクト。kubellグループは、引き続き業界をリードし、顧客のビジネスをサポートするための革新的なサービスを提供していくことを掲げています。