米国ケーブルTVに進出!「100 Choices」フォーマット販売の快挙
日本でお馴染みのゲームショーフォーマット「100 Choices」が、米国のケーブルTV局であるGame Show Networkへの販売に成功しました。この画期的なニュースは、NTTドコモ・スタジオ&ライブ(FANY Studio)とソニー・ピクチャーズ・テレビジョン(SPT)が手を組んだことにより実現しました。
「100 Choices」フォーマットとは?
「100 Choices」とは、参加者がチームを組み、さまざまな質問に向き合うゲームフォーマットです。選択肢はなんと100通り。参加者は正しい回答を選ぶことで賞金を獲得することができ、クイズとフィジカルチャレンジを組み合わせた新感覚のエンターテイメントです。特に日本のゲーム文化ならではのユーモアや緊張感が盛り込まれ、家族で楽しめる内容となっています。
国際的な評価を受けた「100 Choices」
今年2月、ロンドンで開催されたスクリーニングイベントで初めて公にされた「100 Choices」は、MIPCOM2025での発表によって国際的な注目を集めました。SPTの国際フォーマットSVPであるLaura St. Clair氏は、「MIPCOM2025ではクライアントから素晴らしい評価を受けた」と語り、フォーマットの普遍性と魅力を強調しました。彼女は、日本のFANY Studioが創造した家族向けのエンターテイメントコンテンツが、B17エンターテイメントの協力によってアメリカの視聴者にどのように届けられるかに期待を寄せています。
アメリカ市場への期待
FANY Studioのセールスマネージャー、河村真里氏は、アメリカ市場への進出を長年の夢としており、SPTの支援に感謝の意を示しました。彼女は、ロンドンでの発表以来、世界中から問い合わせがあり、このフォーマットが愛される可能性を実感したと述べています。また、日本特有のエンタメ要素がどのようにアメリカに適応されるのかを楽しみにしているとのこと。
どのように展開されるのか
「100 Choices」は、出題された質問に対して5つのフィジカルチャレンジを通じて選択肢を減らすという新しい手法を取り入れています。したがって、視聴者は参加者の頭脳と身体能力、さらにはチームワークを駆使する姿を楽しむことができるでしょう。
今後の展開が待ち遠しい「100 Choices」。アメリカにおける放送を通じてどのような新しいスタイルのゲームショーが展開されるのか、多くの人々がその行方に目を向けています。
会社背景
このプロジェクトを進めるFANY Studioは、日本国内においてNTTドコモと吉本興業とが手を組んで設立した合弁会社です。エンターテイメント事業で独自の地位を確立し、海外に向けてもリアリティショーやゲームショーの製作・販売に力を入れています。全てのプロジェクトには、革新性と楽しさが求められ、この「100 Choices」もその一環として誕生しました。
ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは、評価の高い映画やテレビ番組をはじめ、様々なフォーマットを制作・配信する業界大手。これらの豊富な経験と技術力を駆使して、「100 Choices」を世界に広めることを目指しています。
今後、「100 Choices」がどれだけの成功を収めるのか、ゲームショーの未来を占う重要なプロジェクトとして注目が集まっています。