三井不動産とCOLDRAWが手を組む新しい食の拠点
2025年2月26日、三井不動産は日本橋に食の研究開発拠点「&mog Food Lab」を開設します。この新施設には、COLDRAW株式会社が運営する「COLDRAW 日本橋抽出所」が併設され、独自のノンアルコール飲料の開発が行われる予定です。
COLDRAWの革新性
COLDRAWは特許取得の独自技術を活かし、植物のエッセンスを凝縮したプレミアムノンアルコール飲料作りに取り組んでいます。同社は、飲食体験の新たなムーブメントの創出を目指しており、この目的に合致した環境を整えるために三井不動産のプロジェクトとの提携に至りました。酒類を飲まない人々や新たな飲食体験を求める顧客に向けた製品を展開することが期待されています。
日本橋の歴史と食文化の継承
日本橋は、古くから五街道の起点として知られ、全国各地の特産品を集める場所としての重要性を持ち続けてきました。特に、17世紀初頭に開設された「日本橋魚河岸」は300年以上にわたって食文化の中心として機能し、寿司や天ぷらなど日本を代表する料理が発展する土壌となりました。このような歴史に根付く日本橋で、三井不動産が提唱する「&mog by Mitsui Fudosan」プロジェクトは、未来の食を見据えた実験的な場を提供します。
R&Dを融合した「COLDRAW 日本橋抽出所」
「COLDRAW 日本橋抽出所」は研究開発と製品開発を一体的に行う施設です。自社のレシピ開発に加え、飲食店とのコラボレーションによるオリジナルドリンクの開発も実施します。また、施設内にはミーティングルームが完備されており、顧客とのコミュニケーションを円滑に進められる環境が整っています。これにより、各飲食店の看板メニューとの調和を図った独自の飲料を共同で生み出すことが可能です。
新しい飲食スタンダードを共創する意義
COLDRAWのノンアルコール飲料は、食材の特性を引き立てるだけでなく、食事全体の魅力を一段と高めるものです。顧客にとっての一杯の価値を最大化する取り組みは、飲食店の売上向上や新たな顧客層の開拓に寄与し、高級感のある飲食体験を提供します。
これにより、飲食業界全体に新しいビジネスチャンスが生まれることが期待されており、今後100年にわたる新しい飲食のスタンダードの確立を目指していきます。プレミアムノンアルコール飲料を通じて、次の世代の食文化を一緒に築いていけることを願っています。