フードリボンプロジェクト
2023-04-01 11:07:32

「フードリボンプロジェクト」が全国展開し子ども達を食と笑顔で支援

「フードリボンプロジェクト」の全国展開



一般社団法人ロングスプーン協会は新たな形の子ども食堂「フードリボンプロジェクト」を全国に広め、多くの子ども達に食事の支援と笑顔を届けることを目指しています。このプロジェクトの要は、300円で購入できるリボンを介し、飲食店が子ども達に食事を提供する仕組みです。全ての子ども達に温かい食事を届けることで、彼らの社会的セーフティネットを構築しようとしています。

コンセプトと目的



「リボンがつなぐ『いただきます』」という理念のもと、プロジェクトは地域の飲食店と協力し、全ての子ども達が安心して食事を摂れる社会の実現を目指します。特に、日本では約7人に1人の子どもが貧困状態にあり、その問題は深刻です。リボンを通じた支援の具体的な形として、飲食店でリボンが購入され、そのリボンが食事と交換される仕組みが展開されています。

社会課題とその解決



OECDによると、日本の子どもの貧困率は14.0%に達し、また、教育においても不登校やいじめの問題が増え続けています。こうした状況を背景に、子ども食堂の重要性が再認識され、全国で子ども食堂が増加していますが、依然として運営の負担が大きいのが現実です。 そのため、フードリボンプロジェクトでは、飲食店との連携によって、継続可能な支援のモデルを確立しました。

フードリボンの仕組み



フードリボンプロジェクトに参加する飲食店では、300円のリボンが販売されます。お客様がリボンを購入すると、それは店内の掲示板に表示され、子ども達はそのリボンを使用して一食分の食事と交換できます。これにより、お客様の支援が直接子ども達の食事につながる仕組みが実現しています。

具体的な活動状況



現在、フードリボンプロジェクトには120の参加店舗があり、72の店舗で実際に活動を行っています。これまでの支援累計は33,005食分に達しており、18,143食分が実際に子ども達に提供されました。この数字は、今後も増えていくことが期待されます。

参加の流れと支援の呼びかけ



プロジェクトに参加を希望する飲食店は、オンライン説明会に参加し、その後の打ち合わせを経て正式な参加となります。また、全ての子ども達に食事を提供するために、一般の方からの寄付も募っています。毎月1,000円からの寄付で、地域の子ども達を支援し、活動を広げることができます。具体的な寄付方法については、ロングスプーン協会のウェブサイトを通じて確認できます。

未来への展望



フードリボンプロジェクトの展開を通じて、子ども達が「いつでも、どこでも、安心して食べられる」社会をつくることが、私たちの大きな夢です。子ども達が自らの夢を描き、未来を信じて冒険できるような、安全な環境を提供するために、今後も活動を推進し続けていきます。

ドキドキとワクワクに満ちた未来のために、皆様のご支援をお待ちしております。

会社情報

会社名
一般社団法人ロングスプーン協会
住所
千葉県市川市塩焼4-10-3-711行徳ニューハイツ
電話番号

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