Qool Enviro社買収決定
2025-03-17 12:20:54

株式会社ASNOVAがシンガポールのQool Enviro社を子会社化へ

株式会社ASNOVAがシンガポールのQool Enviro社を子会社化へ



株式会社ASNOVA(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:上田桂司)は、シンガポールに本社を置くQool Enviro Pte. Ltd.の全株式を取得し、子会社化するための株式譲渡契約を締結したことを発表しました。この動きはASNOVAの既存の足場レンタル事業に加え、仮設トイレのレンタル事業への進出を目指した重要な一歩となります。

Qool Enviro社の概要


Qool Enviro Pte. Ltd.は2006年に設立され、主に仮設トイレのレンタルや清掃、廃棄物管理サービスを提供する企業で、2023年12月期には971百万円の売上高を計上。また、税引前利益は依然として健全な状態で、今後の成長が期待される企業です。

M&Aの背景


足場レンタル事業の収益構造


ASNOVAは2013年に始めた足場レンタル事業で市場の需要に応えながら成長してきました。過去には、足場への投資が中心でしたが、今後はその回収フェーズに移行し、営業利益の向上が見込まれます。これにより、新たな事業への投資も視野に入れた成長戦略を構築しています。

成長戦略の展開


今後の鈍化した日本市場に対し、特にASEAN地域での成長を求め、M&Aを活用した新規事業の拡大に努めていきます。既存の収益基盤を活かし、さらなる市場の拡大を目指します。

ASEAN市場の魅力


ASEAN諸国は、経済成長が著しく、2050年には日本のGDPを超えると予想されています。日本市場の人口減少に対し、ASEANへの進出は企業の成長にとって必須とされています。シンガポールはASEANのハブとして、今後の事業展開において非常に重要な拠点です。

シンガポール選定の理由


シンガポールは、そのアクセスの良さ、税制面での優遇、そして高齢化に伴うM&Aの増加が見込まれる地域です。

トイレレンタル事業の選定理由


株式会社ASNOVAの強みを生かし、仮設トイレのレンタル事業への参入は、足場レンタル事業で得たノウハウを活用する絶好の機会です。トイレの減価償却期間は5年で、10年以上の利用が可能という収益性も魅力的です。

今後の展望


ASNOVAは、今後3年間でASEAN市場におけるレンタル事業のM&Aを進め、投資額は営業キャッシュフローの範囲内で毎年10~20億円を見込んでいます。これにより高収益の循環型ビジネスを構築し、2030年には新規事業が成長エンジンとしての役割を果たし、さらなる企業価値の拡大を目指します。

会社概要


  • - 株式会社ASNOVA
  • - 証券コード:9223
  • - 本社:名古屋市中村区平池町四丁目60番地の12グローバルゲート26階
  • - 設立:2013年12月24日
  • - 資本金:247百万円

この度の取引を通じて、ASNOVAはシンガポールとASEAN市場における影響力を高め、持続可能な成長を目指します。


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会社情報

会社名
株式会社ASNOVA
住所
愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番地の12グローバルゲート26階
電話番号
052-589-1848

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